「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

ケヴィン・マスカット監督が契約更新へ。 一貫性の中に柔軟性を織り交ぜた指導と采配は昨季後半から確実にアップデートされた

 

マリノスのケヴィン・マスカット監督(49)が来季も引き続き指揮を執ることが、25日までにわかった。

昨年7月に監督就任し、かつてメルボルン・ビクトリーで師弟タッグを組んだアンジェ・ポステコグルー監督が築き上げた『アタッキングフットボール』を継承。昨季は惜しくも2位に終わったが、今季は2試合を残して首位に立ち、優勝に王手をかけている。

 

 

シーズン序盤からACL参戦による影響で連戦を強いられ、負傷やコロナ陽性も重なって苦しいスタートに。それでも潔いターンオーバー策で結果を出しながら選手層の厚さを生み出した。「全員を信じている。チーム全員の力が必要」と繰り返した言葉を采配に反映させた。

 

 

さらには西村拓真のトップ下抜てきや小池龍太のボランチ起用など、本職以外のポジションへコンバートした選手が新たな才能を開花させたのも大きなポイントだ。一貫性の中に柔軟性を織り交ぜた指導と采配は昨季後半から確実にアップデートされた。

 

ヨコエク

(残り 287文字/全文: 727文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ