大きな目標を胸に抱くにとどめて、目線は次の試合だけに向ける。 それが2022年のマリノスの普段着だ [練習レポート]
シーズン最終盤のホームゲーム3連戦が幕を開ける。舞台はすべて日産スタジアムだ。
今週末にも優勝が決まるかもしれない状況に、周りは浮足立って当然だろう。むしろ平常心を保つほうが難しい。
でも水沼宏太は冷静沈着を貫く。
「もう少しで優勝できるかもしれないという立場にいるけど、ここまで積み重ねてきたのは1試合1試合全力で戦うということで、そのスタンスは絶対に変える気はないし、変える必要もない」
チームはこの日、横浜市内でトレーニングを行った。ウォーミングアップでランニングする最中には柔らかい笑みがこぼれ、パスゲームが始まると次第に真剣度が高まる。紅白戦形式では相変わらずの強度で攻防戦を繰り広げ、最後はポジションごとのセパレートメニューで締めた。
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