2022.09.03

「選手たちもスタッフも、ものすごく悔しい。特に2失点の取られ方は自分たちも悔しいが、自分たちがどれだけ成長できるかにフォーカスしていきたい」(マスカット監督) [FC東京戦後コメント]

2022年09月03日 22時16分　
カテゴリ： Jリーグ • 選手コメント

[コメント]

ケヴィンマスカット　監督

「最終的な結果の部分は残念ではあるが、サッカーに関しては満足した内容を選手たちが見せてくれたと思う。もちろん自分たちはアウェイの地へ勝つためにやってきているし、特に前半は素晴らしいパフォーマンスを出せた。相手にプレッシャーをどんどんかけていけたと思う。2-0で前半が終わって『相手はホームゲームでたくさんのサポーターが来ているのでこのままでは終わらない』と言った。やはり最初の5分間のところで彼らはプレッシャーをかけてきて、それで失点してしまった部分もあるし、前半も『あれはPKだったんじゃないか』という部分はあったが、それ以上に自分たちはチャンスを作っていたと思う。最後もクロスバーに当たるなど惜しい場面があった。結果は悔しいがパフォーマンスは満足している」

――優勝に向けて、この試合の位置付けと勝ち点1の意味は？

「内容の部分では、アウェイの地でいいチームであるFC東京に対して、自分たちが支配していたと見ている。自分たちがやろうとしているサッカーを見せられた。優勝に向けてという質問だが、自分たちは最終節までのことを考えていない。今日の試合が終わり、一番大事なのは次の湘南戦で、そこに集中すること。次の試合に向けてどうやって準備していくかだけ。できればこの試合であと勝ち点2がほしかったが、次の試合に向けてしっかり準備していきたい」

――後半立ち上がりに押し込まれてマルコスを投入したが、その状況で何を変えようと考えていた？

「マルコスを入れたタイミングは、前半を終えて仲川が足を痛め始めていたのを聞いていた。水沼という選択もあったが、彼もケガから戻ってきたばかりで、このタイミングでは早いというのがあった。西村はうまく対応してくれたし、ロペスも入ってきてから惜しい場面があった。2-0で勝っていても何が起こるか分からないし、簡単な試合にはならない。内容の部分で自分たちがどれだけやれたのかが大事だと思っている。しっかり分析し、選手たちには月曜日にチームミーティングとして自分たちがやれていた部分、足りなかった部分を共通理解として持ちたい。成長しなければいけない部分はあるし、選手だけでなくスタッフだけでなく全員で共通理解して次へ向かっていきたい」

――1失点したあとに選手たちがナーバスになっているように感じた。3-3で引き分けたアウェイの浦和レッズ戦に似ていたと思うが、監督から選手たちの精神面はどのように見えていた？

「質問の意味は重々理解できるが、自分はナーバスになっているようには見えなかった。自分たちのところだけを言わせてもらえれば、シーズンが始まってからすごくタイトなスケジュールでやってきた。最後はこの前の神戸戦で、そこから少し間隔が開いた。それまでは交代しながらフレッシュな選手を投入しようと思っていた部分がある。選手たちもスタッフも、ものすごく悔しい。特に2失点の取られ方は自分たちも悔しいが、自分たちがどれだけ成長できるかにフォーカスしていきたい」