27歳の小池龍太が、マリノスを強くする。 マリノスを進化させ、タイトルを手繰り寄せる
24歳でマリノスの一員になった男は、今年8月29日の誕生日で27歳になった。たかが3歳、されど3歳の差。いつからかプレーは自信にみなぎり、言葉には責任感が強く漂うように変わった。
加入当初からアグレッシブなプレーが光る優良サイドバックだった。ただ、あくまでも戦力に厚みを加える存在に過ぎなかった印象もある。それが、今では押しも押されもせぬ存在に。7月には日本代表にも選出され、説得力が増す肩書きも加えた。
27歳の抱負にはシンプルかつ、強い思いが見て取れた。
「26歳で久しぶりに離脱するケガをしたので、27歳は離脱せずチームのためになるように走りたい。残り10試合だけど、このクラブを背負っていけるような存在になれればいいなと思う」
6月に左ハムトリング肉離れでチームから離脱。ピッチに立って貢献できない日々に、少なからず悔しさを募らせた。それでも中心選手のひとりという自覚が、復帰後のハイパフォーマンスにつながってA代表選出の原動力に。
順風満帆ではないサッカー人生は大きな糧で、だから今回のACL敗退も真摯に受け止められるのかもしれない。良い意味で涼しい表情でこう語る。
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