「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「ニッパツ三ツ沢球技場で行われる試合はアカデミー時代から見ているし、その舞台に立てることはうれしい。でも立つことがすべてではなく、立って勝利することが大きな喜び」(山根陸)他 [広島戦前コメント]

 

[コメント]

MF 14 吉尾 海夏

――ルヴァンカップ第1戦は残念ながら負けてしまった。第2戦に向かう現在の心境は?

「アウェイで、個人としてもチームとしても納得のいく結果は残せなかった。次はホームで戦えるので、自分たちのことを後押ししてくれるサポーターがついている。自信を持って自分たちのサッカーをやって勝ちたいと思う」

 

 

 

――久しぶりの出場だったが、危機感もあったと思う。前回の試合に臨む気持ちは?

「常に最後のチャンスだと思って毎試合臨んでいるし、前回の試合までに間が空いていた中で、いつでも出られる準備をしていた。思っていたような結果を残せず悔しい気持ちと、自分の力を発揮できなかったことに対して自分への苛立ちもあった。サポーターの皆さんや記事でも取り上げてもらっているのを目にして、自分に対して期待してもらっていることを実感した。考え過ぎずに気負い過ぎたら自分が持っている本来の力を出せないというのは過去の経験としてある。そこは難しいところだけど、自分が持っている力を出すために最大限の努力をしたい」

 

――焦りやもどかしさを背負いながら、次の試合がよりシビアなチャンスになるかもしれない。何が必要になる?

「プレッシャーがあると分かった上でマリノスに帰ってきたし、簡単に試合に出られるチームではないことも分かっていた。ここ数ヵ月は毎日のように、何もしてない時でも考え過ぎたりしていることもあった。それに押し潰されそうになったこともあったけど、そういうチームでプレーできているのは幸せなこと。自分が叶えたい目標を考えた時に、こんなところで折れていたり、下を向いている時間はない。でも考え過ぎたら自分のプレーを出せなくて、押し潰されてしまうので、うまくコントロールしながら、このプレッシャーを楽しみながらプレーしたい」

 

――個人としてどういったプレーを見せたい?

 

 

ヨコエク

(残り 2123文字/全文: 2944文字)

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