物理的にはオールメンバーチェンジも可能。 マルコス・ジュニオールが満を持してスタメン出場するとしたら、ココではないか [Lカップ準々決勝1st 広島戦プレビュー]
物理的にはオールメンバーチェンジも可能
現状でベストの11人を選定する作業を行い、明日の一戦へ向かう。
ルヴァンカップ準々決勝はホーム&アウェイの2戦合計で勝敗が決まる。第1戦を大勝しても、反対に大敗しても、何も決まらない。180分トータルで勝ち上がりを決める大会で、第1戦は少しだけ気楽に臨めるという考え方もできる。
先日の鹿島アントラーズ戦から始まった真夏の連戦。メンバーを大幅に入れ替えて臨むなら、おそらくこの試合だろう。もちろん週末のメンバーorミッドウィークのメンバーという2チーム編成も可能ではあるが、前述したように第2戦は勝ち上がりをかけた条件戦だ。第1戦の結果次第とはいえ、多少なりとも無理をする必要がある。
「選手が入れ替わる部分はもちろんあるかもしれないが、自分はローテーションで考えることはない。目の前の試合にベストなメンバーで臨む」とケヴィン・マスカット監督。ベストな11人とは、まずコンディションが整っている11人だ。
幸いにして負傷離脱は宮市亮のみ。全27選手中26選手が全体練習を行っていて、物理的にはオールメンバーチェンジも可能だ。ケヴィン・マスカット監督のチームマネジメント次第だが、消耗度の高い一戦から中3日のゲームで先発の顔ぶれを変えない采配は考えにくい。
鹿島戦でベンチにも入らなかった日本代表の畠中槙之輔や小池龍太はこの試合に照準を合わせている。ベンチスタートだった水沼宏太や藤田譲瑠チマも、もちろんスタメンだろう。同じ試合でアンデルソン・ロペスに先発を譲ったレオ・セアラは、リーグ戦で10得点を挙げているストライカーだ。
そしてマルコス・ジュニオール。
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