「19歳の時に選ばれた時は率直にうれしかったけど、今回はうれしさよりも責任感が芽生えてきた。少年だった自分と30歳に近づいてきた自分との違いかなと」(宮市亮)他 [日本代表選出全選手コメント]
[コメント]
DF 4 畠中 槙之輔
「日本代表に選出されてうれしく思う。マリノスを代表して、日本を代表して戦いたい。最後に日本代表に選ばれた時から1年ちょっと経っていて、僕個人はその間はひとりのサポーターとして応援していた。また代表チームに参加させてもらえるということで、気持ちを切り替えてやってやろうという気持ち。チャンスはあると思っているし、自分が存在価値を見せるかが(ワールドカップ)本番に関わってくる。そこへチャレンジしていきたいし、谷口選手はJリーグを見ても素晴らしい選手というのは分かっている。一緒にプレーするのは今回が初めてだけど、少しでも良い部分を盗んで自分を進化させていきたい。前回呼ばれた時から、自分は一度大きなケガをした。今年やっと復帰したけど、パフォーマンスには満足していない。でも呼ばれたからにはしっかりやらないといけないし、この期間を無駄にしないように頑張りたい。自分の強みはビルドアップや守備の強度だと思う。海外組に負けない自信もあるので、そこはしっかりアピールしたい。
(ワールドカップへの思いは?)サッカーをやっている選手からしたら夢の舞台だと思う。小さな頃にサッカーを始めて、ワールドカップに出たいという思いはずっと持っている。今回はJリーグに所属している選手だけの編成なので、ここから上にどれだけ絡んでいけるか正直分からないけど、ここでアピールできなければ先も絶対にない。目の前の1試合1試合を勝てるように、自分のプレーをアピールできるように頑張りたい」
FW 17 宮市 亮
「うれしいと同時に責任感も湧いてきた。マリノスの代表として、日本の代表として頑張りたい。僕が最後に日本代表に入ったのは10年以上前で、距離は遠いものがあった。自分の持ち味はスピードなので、そういったところを存分に発揮できればと思う。正直、驚きのほうが大きいし、自分ひとりの力で絶対に来られなかった場所。チームのみんなに感謝したい。キャリアの中でケガも多くて、ベッドの上から日本代表を見る時間も長かった。自分を支えてくれた人みんなに感謝したい。背番号へのこだわりはないけど、いつもと同じ背番号ということで、マリノスでやっているプレーを代表でもできたらと思う。19歳の時に選ばれた時は率直にうれしかったけど、今回選ばれた時はうれしさよりも責任感が芽生えてきた。それが少年だった自分と30歳に近づいてきた自分との違いかなと。
この10年間悔しいことのほうが正直多かったけど、マリノスのおかげでしっかりプレーできているし、今回の活動ではいろいろな感情をぶつけたい。10年の間に引退を考えたこともあったし、代表に戻ることを考えることもできなかった。毎日リハビリで、歩く練習や走る練習をしていた。今もケガで苦しんでいる選手は多いと思うし、あきらめない気持ちを持っておけば何か人生の中で変わる転機がある。そういった姿を見せられたらいいなと思う。10年前は代表に入っていたけど特に試合に出ていたわけでもないので復帰という感覚はあまりない。スピードが求められる現代サッカーに変わってきていて、代表チームを見ても伊東純也選手や三笘薫選手もスピードがあって、自分もスピードという武器を出していきたい。
(ワールドカップへの思いは?)サッカー選手であればだれもが目指すところ。そこへ行けるチャンスをもらっているので、狭き門かもしれないけど自分のプレーをしっかり出したい。既存の代表選手にプレッシャーをかけられるように頑張りたい」
DF 24 岩田 智輝
「マリノスでいつもプレーしている選手、スタッフ含め、すべての人に感謝して、その気持ちをプレーで表現したい。代表はレベルが高くて、海外でプレーしている選手ばかり。まだまだ距離を感じているし、もっとやらなければいけないと思っていた。普段やっている献身的なプレー、球際の部分をしっかり見せていきたい。
選ばれることに関しては、ひとりで選ばれたわけではない。チームメイト、スタッフなどマリノスのおかげ。球際や運動量をしっかり出していければいいかなと思う。前回の時はサイドバックで入っていて、今回はメンバーリストを見るとボランチで入っていそうなので、新しいポジションでもやれる部分を見せていきたい。大分にいた時よりもメンタル的に成長できていると思うし、いろいろな場所ができるのは良さでもあるけど、ボランチで勝負したいという思いがある。去年からボランチをやらせてもらっている部分で成長を見せられたらと思っている。球際の強さや1対1の部分はもっと伸ばさないといけないし、状況判断も含めて伸ばさないといけない。ボランチをやり始めた時は、マリノスのサッカーなら上を目指せると思っていた。選ばれて評価されたことはうれしいけど、まだまだ満足していない。
(ワールドカップへの思いは?)少し前の自分からするとワールドカップは夢のまた夢だったけど、少しでもチャンスがあれば可能性を広げられるようにアピールしたい」
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