「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

角田涼太朗が6月27日に23歳の誕生日を迎えた。 道標となるタイトルだけを見据え、いまは一心不乱に突き進む

誕生日を迎えての新たな抱負を聞かれた角田涼太朗の口から真っ先に出てきたのは、チーム目線のコメントだった。


「チームとして首位といういい位置にいる。この年齢で優勝争いさせてもらえるのはなかなかないことなので、この環境に感謝している。でも惜しいで終わったら意味がない。23歳でタイトルを獲れたら、自分のキャリアの中でも大きなものになると思うので、目指していきたい」

 

 

6月27日が誕生日だった。約1年前、22歳になった数日後にプロ契約を締結した。昨季は出番に恵まれなかったが、今季は歴戦の雄が揃うセンターバック陣においても重要な役割を果たしている。

ここまで11試合851分に出場。この数字は畠中槙之輔やエドゥアルドよりもプレータイムとしては長い。両選手とも負傷離脱というエクスキューズがあり、相対的に角田の出場時間が増えたのは間違いない。

 

ただし、そこで見せているパフォーマンスは代役の枠にとどまらない。強く意識しているのはリスク管理だ。

 

ヨコエク

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