土曜日の柏レイソル戦も見据えたメンバー編成に。 山根陸にはおおいにチャンスがある [天皇杯3回戦 栃木SC戦プレビュー]
宮市とエドゥアルドの起用に注目
逆転勝利の余韻に浸かる間もなく、今度は天皇杯という異なるコンペティションに臨む。
2回戦でJFL・鈴鹿ポイントゲッターズを撃破したマリノスは、明日の3回戦でJ2・栃木SCと対戦する。カンセキスタジアムとちぎで開催される一戦は、いわばアウェイゲームである。
ガンバ戦から中3日、そして土曜日のリーグ戦まで中2日という日程を考えると、多少なりとも先発変更がありそうだ。これまでも披露を考慮してターンオーバー起用されてきた永戸勝也や畠中槙之輔、あるいは90分間で圧倒的な運動量を放出するタイプの西村拓真などは、プレータイムを制限するのではないか。
負傷していた組だと、宮市亮とエドゥアルドの扱いが難しい。「ケガから戻ってきている選手もいるが、試合までにしっかり見極めなければいけない」というケヴィン・マスカット監督の言葉は、おそらく彼らを指している。
両選手ともある程度の強度でトレーニングをこなせている。とはいえ復帰して間もないことも事実。そして筋肉系の故障は采配が怖い。それらを総合すると、もしメンバー入りしたとしても先発で長時間プレーすることはないだろう。
リスクを回避するタイプの指揮官である。同じことはU-21日本代表での海外遠征明けの藤田譲瑠チマにも当てはまる。最終試合となった3位決定戦に先発しなかったものの、長距離移動や時差ボケといった課題は残る。万全のコンディションではない。
「勝つためのメンバー選びをしたい」(マスカット監督)
リスクヘッジした上で、週末をにらみつつ、ベストの11人を揃える。
右サイドバックは松原と西田の二者択一に
喜田拓也が負傷している現状と総合すると、山根陸にはおおいにチャンスがあるはず。
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