「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「タイプ的にもポジション的にも途中出場の経験はあまりなくて、その中で2試合続けて途中出場して勝利に貢献できたことはポジティブに捉えている」(角田涼太朗)[浦和戦前コメント]

 

[コメント]

DF 33 角田 涼太朗

――湘南戦は急きょの出場で、右センターバックに入った。慣れないポジションでどのような意識を持ってプレーした?

「プロに限らず、右のセンターバックをやった記憶がなくて、一度あるかないかくらい。感覚も見える景色も全然違った。ベースのところは徹底して、プラスαを考えていた。守備の距離感を考えて、あとはボールを持つ展開になっていたので、左足を読まれるのはわかっていたので持ち方を考えていた」

 

――ウイングへひとつ飛ばすボール、ふたつ飛ばすボールで特徴が出たと思うが、それについては?

「ああいうボールは左にいる時も意識してウイングに出すことを考えている。右で余計にボールを晒せたからよかったと思うけど、プレッシャーの強度が高い相手だと中からプレスをかけられてしまう。それはこの前の試合ではなかったシチュエーションだったので、これからの課題だと思う」

 

 

――右センターバックだからこその部分もあった?

「相手のシステムもあったし、空いているスペースがあそこだったのでうまく使えた。4バックでやってくるチームだと、あれだけボールを晒すと次に出すコースは読まれてしまう。そこは試合中に判断したい」

 

――左利きというスペシャリティがありながらも、右足を使うことは昔から意識していた?

「基本的に左足を使うことのほうが多かったけど、右センターバックに入った時は右足をスムーズに使えたほうが相手も嫌だと思うし、その中で左足を使うことで幅が広がる。それは試合をやってみて感じたことでもある」

 

――試合序盤はピンチも多かったが、チームとしての課題は?

「ミスは誰が悪いとかではなく、チームとしての動きがなかったり、方向性がひとつに決まっている部分があった。ボールを持っている選手に複数の選択肢を持たせることが大事だし、そのためにはボールを持っていない選手の動きが必要。動きがなくてハマってしまっていたので、動きながらという部分はやらないといけない。剥がせている時はうまく剥がせているので、それが試合を通してできれば支配できる。できているからこそやり続けるのは大切かなと」

 

 

――浦和戦でのプレーイメージは?

「タイプ的にもポジション的にも途中出場の経験はあまりなくて、その中で2試合続けて途中出場して勝利に貢献できたことはポジティブに捉えている。でも先発したら自分の特徴を出していきたいし、チームのためにという部分で先発でも途中出場でも、勝利に貢献できるようにやっていきたい」

 

――日本代表をどのように見ている? Jリーグに出場するようになって距離感をどのように考えている?

 

 

ヨコエク

(残り 804文字/全文: 1946文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ