「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

アンデルソン・ロペスのスタートポジションは? 今季初のリーグ戦3連勝を目指し、アウェイ湘南戦へ [J13節 湘南戦プレビュー]

 

5連戦の最初の一歩

 

明日の湘南ベルマーレ戦を皮切りにリーグ5連戦となる。中2~3日で戦う5試合中4試合がアウェイゲームで、移動の負担も含めてコンディショニングが最重要事項となるだろう。

 

 

マリノスには連戦での成功体験がある。言わずもがな、先月中旬からベトナムで戦ったACLのグループステージである。中2日の6連戦でフィールドプレーヤー26人中23人を起用し、4勝1分1敗の好成績で乗り切った。

昨夏に就任したケヴィン・マスカット監督のマネジメントは、負傷のリスクを最小限にとどめることを優先する傾向がある。状態が万全ではない選手は無理をして起用しない。最近だと負傷明けから間もないマルコス・ジュニオールを慎重に扱っていたのが最たる例だろう。

 

 

その特性を踏まえると、名古屋グランパス戦で負傷交代した岩田智輝とエウベルが明日の試合に出場する可能性は極めて低い。「思っていた以上に軽傷」(マスカット監督)だとしても、この一戦で無理をする必要がない。無理をして悪化すれば、その後の連戦に大きく影を落とすことになる。

岩田の位置には渡辺皓太や藤田譲瑠チマ、あるいは山根陸がいる。ACLの終盤に負傷した渡辺は10日の練習を元気にこなし、U-21日本代表候補合宿を辞退した藤田の調子もいい。新進気鋭の山根も間隙を狙っているはずだ。

 

 

 

ヨコエク

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