「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「マリノスに来て初めての声援のある試合だったし、本当に鳥肌が立った。この時を待っていたし、僕らの中から出るパワーとは違うものが自分たちを突破に導いたと思う」(小池龍太)他 [全北現代戦後コメント]

 

[コメント]

ケヴィン マスカット 監督

――試合を振り返って

「今日の感想を話す前に、横浜F・マリノスを代表して今大会を開催していただいたAFCに感謝したい。そして、このベトナムの地でベトナムの方々に本当に温かく迎えていただいたこと、このような素晴らしい大会をやっていただいたこと、本当にありがとうございます。本当に最高の大会になった」

 

 

 

――1-1はフェアな結果だと考えるか?

「簡単な試合ではなかった。自分たちはいつもやっているサッカーと、アタッキングフットボールを今日も表現しようと思ってやってきた。その中で、このピッチコンディションが難しい中で本当に選手たちがよくやってくれたと思う。相手のディフェンスラインが低くなり、なかなか崩すのが難しい中でたくさんのチャンスも作った。最終的には1-1で終わり、お互いが仲良く勝ち点1を取ってこの大会を終えることができた」

 

――誰が出てもマリノスのサッカーを表現できるという自信を得ることができた?

「この過密日程の中でやっていくにあたって、やはり簡単ではないと思っていた。選手たちがどういうふうにベストコンディションでやっていけるのかを頭に入れながら、スタッフやコーチ陣が選手たちのことを考え、とにかくまずはリカバリーをしっかりさせ、みんながピッチに立てるように努力してきた。そして簡単ではないにしろ、日々試合ごとに成長を続けてきたところもすごくあると思う。このベトナムの地で、いつもとは違った環境、天候もそうだが、その中でもマリノスのアイデンティティを信じて選手たちがピッチで表現してくれたと思う。そしてこのグループステージを終えて、本当にみんなを称えてあげたいと思っているし、本当に素晴らしいサッカーを見せてくれたと思う」

 

 

FW 11 アンデルソン ロペス

「過密日程の中で外国人枠があったが、監督はベストな選手たちを選んだと思う。選手は毎試合出たい気持ちはあるけど、我々はチームとしてすごくいい準備ができてベトナムに入れたと思う。得点については、我々がプレスをかけて点を取れた。このプレスというのは我々が日々練習している形なので、それがうまく点に結びついてすごく良かったと思うし、チーム全体がすごくいい仕事をしたと思う。すべての試合を振り返って、良かったと思う」

 

 

 

MF 16 藤田 譲瑠チマ

「相手はたぶん試合をやる前から突破が決まっている状態だったので、そんなにリスクを冒さずきているところがあった。自分たちがボールを持ってうかがっているような状態が多かったかなと思う。でも相手が引いている中で、相手のビルドアップからああやってみんなで組織的にボールを奪うことができて早い段階でゴールを決められたのは、これからのマリノスのサッカーにおいてもすごくいい経験になったと思う。でも、その後にああやってすぐ点を取られてしまったのはまた反省すべき点なのかなと思う。

 

ヨコエク

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