「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「正直言うとまだ完全に治ったわけではない。でもプレーはできる範囲のケガなので、やりながらコンディションを上げていく」(仲川輝人) 他 [ ホアンアイン・ザライFC戦後コメント]

 

[コメント]

ケヴィン マスカット 監督

「本当に最高の試合を選手たちがやってくれた。不思議なのは、試合ごとにフィジカル、内容が上がってきていること。こういったコンディションの中で簡単ではなかった。切り替えやセットプレーのところで難しい状況になったが、ゴールを奪い、チャンスもたくさん作った。本当にいい内容だった。

 これでグループステージを突破したとか、いろいろな数字の数え方があるみたいだが、自分はあまり教育を受けていなかったので数字が苦手でよく分からない(笑)  分かるスタッフに計算してもらって、理解したいと思う。とにかく1試合1試合に集中してやるだけ。本当にいい形でラスト1試合を締めくくりたい。

 

 

 このベトナムの地ではベトナムの方々がよくしてくれて、関係者の方々のおかげで素晴らしい大会にしてくれている。自分たちのサッカーは毎試合、内容も良くなっているし、コンディションも良くなっている。隣にいる喜田キャプテンがチームを統一し、こういった大会でどういったサッカーを表現するかをやってくれている。

日本の気候とまったく違うホーチミンに来て、初日から全然違うなと感じた。暑さやグラウンドなど違いの部分に慣れることが大事だった。もちろん健康面もそうだし、あとはケガもそう。コーチ陣やスタッフが一人ひとりをケアしてくれたことでここまで戦えている。全員を連れてきて、全員を信頼し、ローテーションを組みながら戦えるのは強み。選手一人ひとりが集中してピッチ上で表現してくれている結果、今日まで来ることができている」

 

MF 8 喜田 拓也

「まずはメンタルの部分で試合の入りから自分たちは勝ちに行く姿勢を示せたと思うし、サッカーの中身もみんながよりつながりを持ってボールを動かすこと、ゴールに向かうこと、そのバリエーションが多くチャレンジできていた。

 

©Y.F.M

 

それと同時にリスク管理やカウンターへのケアを同時に行わなければいけないので、そこはチーム内でしっかり話して、ボランチは今日でいえば自分と渡辺選手は気をつけていたし、うまく対応できたかなと。クリーンシートも続いているので、結果としても表れているのかなと思う。

 次の試合に向けては、グループステージ突破云々は監督も言っていたように僕らがいま気にすることではないし、大事なのは次の全北現代戦。そこに向かって短い時間だけど、僕らはマリノスで、ここに勝ちに来ていることを示せるように準備したい。内容面は狙いとする攻撃とかリスクマネジメントのところとか、狙い通りにできたところもある。この前も言ったけど、完璧な試合というのはなかなか存在しないと思っているので、もっと上げられると思うし、このチームならできると信じているので。突破どうこうというのはもちろんあるかもしれないけど、全北現代に負けているので、その借りを返したいというのは間違いなく全員の気持ちの中にある。本当に勝つことしか考えていないし、そこに向けての準備をみんなでしたいなと思っている」

 

©Y.F.M

 

ヨコエク

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