■ サーバーメンテナンスのお知らせ(7/24(水)9時~15時) ■

「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

齊藤学4 : なんでもないボールをチャンスに変えゴールに昇華させた ・伊藤翔4.5 サッカーでも決勝点はそれだけで価値がある- J12節広島戦採点&短評 (藤井雅彦)

 

※採点は5段階評価で0.5刻み。5が最高で0が最低。

GK 1 榎本 哲也

「3」 失点場面は防ぎようのない類のシュートだった。それより気になったのは後半にクロスボールの目測を誤った場面。ミスの少なさが最大のウリだけに、ああいったプレーが出るのは心配だ。キックの質と飛距離は改善の余地あり。

DF 13 小林 祐三

「2.5」 結果的に石原へのアシストを記録してしまった。難しい体勢でのヘディングクリアで、競り合った佐藤もそれなりに体を寄せてきていたが…。守備には絶対の自信を持つだけに、今後は同じ過ちを繰り返さないことを期待したい。

DF 4 栗原 勇蔵

「4」 決勝点はこの人がヘディングで後方にボールを流したからこそ生まれた。相手の疲労度を考えて前線に残るという頭脳プレーは、もはや動物的カンだ。ディフェンスでも広島が誇る1トップ2シャドーをうまく監視していた。

DF 22 中澤 佑二

「3.5」 水際のディフェンステクニックは健在。前線と中盤がしっかりコースを限定していれば、間違いなくはね返してくれる。さらに不利な状況でも防いでくれるのだから頼もしいかぎり。中断明けも守備の中心は背番号22だ。

DF 23 下平 匠

「2」 まず守備面で不安定だった。特にクロス対応、1対1の対応ともにルーズで、対面の柏には数少ないが簡単に突破を許した。ミキッチが出場していたらと思うとゾッとしてしまう。攻撃でも無難な球出しが多く、もっとできる。

MF 8 中町 公祐

「2.5」 守備ではうまいポジショニングでパスコースを消したが、攻撃は消化不良の出来だろう。前線でタメが作れないため、まったく前に絡めなかった。結果論ではあるが、自身が交代してからの逆転勝利も面白くないだろう。

MF 6 小椋 祥平

「3.5」 中町よりも少し低い位置に構えて、主に2シャドーの一角である石原を監視。失点場面を除いて仕事をさせなかった。攻撃でも積極的な飛び出しと鋭い縦パスで貢献した。富澤不在の試合でまずまず存在感を発揮したといえる。

MF 25 藤本 淳吾

「2」 試合開始直後に外したシュートは、実は得点場面を除いて最大の決定機だった。全体的に貢献度が低いのだから、ああいった場面をきっちり決めてもらわないと困る。リズムメイクだけならば兵藤に一日の長がある。

MF 10 中村 俊輔

「2.5」 完全復調にはあと一歩。前半は強気なボールキープで対抗したが、後半は簡単にボールを失う場面も散見された。ただしCKの精度は高く、それが終盤に広島を追い詰める一因にもなった。状態はもっと良くなるはずだ。

MF 11 齋藤 学

「4」 結果は素直に評価したい。なんでもないボールを自らチャンスに変え、さらにゴールに昇華させた。最後まで貪欲に相手ゴールに迫り、逆転弾も導いた。ただし欲を言えば、さらなるプレー精度と正確な判断を求めたい。

FW 16 伊藤 翔

「4.5」 プロ野球には勝利打点賞なるものが存在するように、サッカーでも決勝点はそれだけで価値があるべきだろう。ストライカーにゴールの形は関係ない。先月末から今月頭にかけて公開された独占インタビューどおりの決勝点だ。

MF 7 兵藤 慎剛

「3.5」 ダイアゴナルの動きは職人レベル。誰かが斜めに動いてレシーバー役を務めるからこそチーム全体が動き出す。決定的な仕事を求めるよりも、その一歩か二歩前をこなすなら適任だ。やっぱり途中出場ではもったいない。

FW 17 端戸 仁

「3.5」 限られた時間の中で最大限の仕事をした。記録上はチーム最多となる3本のシュートを放ち、決勝点にも間接的に関与している。1トップのスタメンは難しくても、途中出場ならアクセントになりえることを証明した。

樋口 靖洋 監督

「3」 終わってみれば采配的中のベンチワークだ。ただしチーム全体としてあまりにも消極的だった前半の出来は指揮官にも責任がある。勝つには勝ったが、それがすべてではいけない。『これから』がより肝心になるだろう。

 

 

 

 

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ