チアゴ・マルチンス退団。移籍の可能性を探っていたチアゴの熱意はすさまじかった。 コロナ禍における生活環境が重要なポイントに
マリノスのDFチアゴ・マルチンス(26)がニューヨーク・シティFCへ完全移籍することが1日、濃厚となった。すでにクラブ間合意に達しており、メディカルチェックを含む移籍交渉の最終調整のため、別れのあいさつを終えたチアゴはチームを離脱した。
2018年夏に期限付き移籍で加入したチアゴは圧倒的なスプリント能力を武器にハイラインディフェンスの要となり、加入したシーズンはJ1残留に大きく貢献。翌年の2019年には15年ぶりとなるJ1優勝の立役者のひとりとなった。そのシーズンオフには完全移籍へ切り替え、以降も中心選手として活躍し続けている中心選手だ。
そんなブラジル人センターバックにMLSのニューヨーク・シティが最初に興味を示したのは昨年末のこと。だが、チアゴを絶対的に必要戦力として考えていたマリノスはそのオファーを固辞。今季以降も複数年契約を結んでいることから、12月28日に契約更新を発表していた。
しかし、チアゴ本人は年が明けてからも移籍の可能性を探っていた。
昨今、外国籍選手にとってコロナ禍における生活環境は重要なポイントになっている。現在も新規入国者は来日の見通しが立っていない状況で、ビザ取得は大きな問題として立ちはだかる。日本よりも入国しやすく、母国ブラジルとの距離が近くなる国での生活を選んだとしても、誰も否定できない。
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