イタリア人指揮官への提言 : 齋藤学W杯出場の可能性を探る(藤井雅彦) -1,390文字-
先日27日に行われたキプロスとのW杯壮行試合に、我らが齋藤学は1分たりとも出場しなかった。親善試合ということ公式戦よりも交代枠が多く設けられていたにもかかわらず、だ。これではウォーミングアップするために、サポーターはそれを見学するためだけに埼玉スタジアムに行ったようなものである。落胆したマリノスサポーターもきっと多かったはずだ。
ではW杯本大会で齋藤に出番はあるのか。あらためて言うまでもなく“ジョーカー枠”での招集なのはおそらく本当で、武器であるドリブル突破や局面打開力が途中出場で生きることは負傷がちだった昨シーズン序盤でも実証済み。もちろん先発で見たいという願望もあるが、彼の良さを生かすには、あるいは23人のメンバー構成と役割分担を考えると、途中出場での出番が現実的だろう。
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