ポイントは岩田智輝をどの位置で起用するか。 仲川輝人は更新の発表時期よりも起用ポジションが気になる [来季のチーム編成を考察する vol.5]
[2022シーズン所属確定選手(契約更新&移籍加入)※2022年1月2日時点]
※赤字は新加入&レンタルバック&新卒選手
GK:
中林洋次、オビ・パウエル・オビンナ、田川知樹
センターバック:
實藤友紀、チアゴ・マルチンス、畠中槙之輔、角田涼太朗
右サイドバック:
西田勇祐
左サイドバック:
永戸勝也、小池裕太
ボランチ:
喜田拓也、岩田智輝、渡辺皓太、藤田譲瑠チマ、山根陸
トップ下:
マルコス・ジュニオール、吉尾海夏、樺山諒乃介
右ウイング:
水沼宏太、エウベル
左ウイング:
宮市亮
ストライカー:
レオ・セアラ、西村拓真、ンダウ・ターラ
期限付き移籍選手一覧
GK 白坂 楓馬 → 鹿児島ユナイテッドFC/J3
GK 寺門 陸 → レノファ山口FC(育成型期限付き移籍)/J2
MF 椿 直起 → 水戸ホーリーホック/J2
MF 松田 詠太郎 → アルビレックス新潟/J2
MF 植田 啓太 → 栃木SC/J2
MF 榊原 彗悟 → ラインメール青森FC/JFL
MF 南 拓都 → いわてグルージャ盛岡/J2
新年あけましておめでとうございます。
本年もヨコハマ・エクスプレスをよろしくお願いいたします。
2022年はJリーグタイトル奪還とアジア制覇を狙うシーズンだ。ワールドカップ開催の影響でシーズンラストは11月上旬になる予定で、約10ヵ月後の歓喜を今から心待ちにしたい。
さっそく本題に入るとして、年末に契約更新と移籍発表があった。
まずはチアゴ・マルチンスと岩田智輝の契約更新である。
前者について今さら多くの説明は必要ないだろう。押しも押されもせぬディフェンスラインの軸で、彼抜きのハイライン設定など考えられない。存在の有無がスタイルや戦術を大きく変えるほどで、チアゴがいなければアタッキングフットボールは成立しない。
後者については、複数ポジションをハイレベルでこなせることが分かったファーストシーズンになった。ただし、マリノスにおけるベストポジションを見つけられなかったとも言い変えられる。ポテンシャルの高さは明らかなので、2年目の今季は起用法が重要になってくる。
チーム編成次第ではあるが、理想はボランチ固定だろう。扇原貴宏と和田拓也が抜けたことで層が薄くなっているポジションで、渡辺皓太や藤田譲瑠チマのパフォーマンス次第でもある。反対にセンターバックで起用するとしたら、オフ期間中もリハビリに励んでいる畠中槙之輔の復帰が遅れた場合か。實藤友紀や角田涼太朗のアピール次第という側面もある。
守備陣に関して松原健や小池龍太、高丘陽平といった主力選手の更新が発表されていない。
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