チーム編成はそろそろ佳境を迎えつつある。 この時期は出会いと別れ、そして再会の季節だ [来季のチーム編成を考察する vol.4]
[2022シーズン所属確定選手(契約更新&移籍加入)※2021年12月25日時点]
※赤字は新加入&レンタルバック&新卒選手
GK:
中林洋次、オビ・パウエル・オビンナ
センターバック:
實藤友紀、畠中槙之輔、角田涼太朗
右サイドバック:
西田勇祐
左サイドバック:
永戸勝也、小池裕太
ボランチ:
喜田拓也、渡辺皓太、藤田譲瑠チマ、山根陸
トップ下:
マルコス・ジュニオール、樺山諒乃介
右ウイング:
水沼宏太、エウベル
左ウイング:
宮市亮
ストライカー:
レオ・セアラ、西村拓真、ンダウ・ターラ
※期限付き移籍選手一覧
GK 白坂 楓馬 → 鹿児島ユナイテッドFC/J3
GK 寺門 陸 → レノファ山口FC(育成型期限付き移籍)/J2
MF 椿 直起 → 水戸ホーリーホック/J2
MF 松田 詠太郎 → アルビレックス新潟/J2
MF 植田 啓太 → 栃木SC/J2
MF 榊原 彗悟 → ラインメール青森FC/JFL
開幕戦の対戦相手がセレッソ大阪に決まった。つい先日、2021シーズンが終わったばかりなのに、2ヵ月後には2022シーズンが開幕しているのだから時の流れは本当に早い。
チーム編成はそろそろ佳境を迎えつつある。あらためて述べるまでもないが、この時期は出会いと別れ、そして再会の季節だ。
まず樺山諒乃介とンダウ・ターラのレンタルバックが発表され、来年の開幕をマリノスの一員として迎える。
樺山は7月にモンテディオ山形へ育成型期限付き移籍し、ピーター・クラモフスキー監督の下で試合経験を積んだ。ハーフシーズンで16試合2得点という数字に大満足はできないが、マリノスに在籍していても層の厚さに阻まれて出場機会は増えなかっただろう。したがってレンタル施策を有効活用できた例と言っていい。
開幕スタメンを飾ったように期待値は高く、将来有望なパリ五輪世代のアタッカーである。ポジションについては、今年前半は左ウイングを主戦場としていたが、来季はトップ下での起用を検討されている。ドリブル突破以上にゴールセンスと決定力に秀でる選手だけに、これからは点を取れる10番タイプを目指すことになりそうだ。
FC町田ゼルビアへの期限付き移籍から復帰するンダウ・ターラは2試合の途中出場にとどまった。もともとはアンジェ・ポステコグルーが高く評価した才能の持ち主で、ストライカーとしてのスケール感が他と一線を画する。新シーズンはレオ・セアラや西村拓真を追いかけてのスタートになるが、短いプレータイムでも大仕事ができれば出場機会を増やせるだろう。
反対に、伊藤槙人と山田康太が期限付き移籍から完全移籍へ切り替わる形でマリノスを離れる。
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