「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

永戸勝也は水面下で夏から獲得を模索していた。 仙台との契約が切れる西村拓真は移籍違約金ゼロ

 

マリノスは昨日17日、鹿島アントラーズからDF永戸勝也(26)を、またベガルタ仙台からFW西村拓真(25)を、ともに完全移籍で獲得したと発表した。

千葉県出身の永戸は、高精度の左足キックを武器とする左サイドバックだ。マリノスはティーラトンの母国復帰を発表したばかりで、来季はその後釜として主力を担うことになるだろう。仙台から鹿島へ移籍した際に獲得を検討した経緯もある。永戸が出場機会を減らし始めた夏から獲得を模索していた今回は、結果として3年越しのラブコールが実った形に。

ここ数年は天野純不在時にリスタートのキッカー不足が否めなかった。仙台在籍時の2019年に10アシストを記録した永戸はセットプレーのキッカーとしても期待できる存在で、インサイドに陣取るスタイルでさらなる前進が見込める。

愛知県出身の西村は、前線の複数ポジションをこなせる万能型アタッカー。

 

 

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