「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

あるエージェントは「マリノスのスピード感はJリーグでナンバーワン」。しかし選手が毎年入れ替わるように、フロントも次代へ向けて入れ替わっていく

 

最終戦セレモニーの終わり際、今季限りでの退任が発表されていた小倉勉スポーティングダイレクターに向け、ゴール裏のサポーターから1枚の横断幕が出た。

『最高の家族 小倉勉 共にチームを支えた尽力に有難う』

 

 

小倉はゆっくりとゴール裏へ向かい、胸にあるマリノスのエンブレムを何度も叩いて感謝を表した。酸いも甘いも味わった紆余曲折の5年間を思い返し、万感の思いだったに違いない。

その小倉の隣を歩き、場内を一周した人物がいる。小倉の退任にともなって今季限りでの退任が発表された昼田宗昭アシスタントスポーティングダイレクターである。

2018年、旧知の仲である小倉からの要請を受けてタレントマネジメントマネージャーとしてチーム統括本部入り。翌年からはアシスタントSDに立場を変え、マリノスの頭脳を担っていく。

 

 

 

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