「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「全員がギラギラした状態に仕向けるのもキャプテンの仕事」(俊輔)「足を止めてしまったら点は取れない」(伊藤)+小椋・藤本・中澤他 [浦和戦直前コメント] -1,783文字-

【players voice】
MF 10 中村 俊輔

――好転のきっかけがほしい

「今日は監督が好きではないような楽しくなる雰囲気の練習をやっていた。監督は何かを変えようとしているんじゃないかな。どの相手でもいいからきっかけをつかみたい」

――チームとして力を発揮できていない印象がある

「開幕から9試合もやっていれば、もうわかる。去年は開幕からずっと勝っていて、これはいけるという手応えがあった。今年はその逆で、ずっと勝てていない。順位も下にいるわけだし、その現実を受け止めないと。そういう実力のチームということ」

――その中でキャプテンとしての仕事は

「疲れていても、あまり動けなくても、大声を出さなくても、自分なりの力を出さないといけない。明日、ここからだという雰囲気にもっていく。いまからでも遅くはない。全員がギラギラした状態に仕向けるのもキャプテンの自分の仕事。この前の試合で、自分のやるべきことはいいプレーをすることだけじゃないと思った」

――そろそろ息を吹き返さないといけない

「去年は一人ひとりがエネルギッシュで1対1でも負けなかった。負けても誰かがカバーした。でもいまはそれができていない。どうしても人のせいにしてしまうメンタルになる。でもオレらがこの順位にいたらつまらない」

 

【試合に向けて】
樋口 靖洋 監督

「相手(FC東京)の戦い方の性質を考えると早い時間帯での失点で試合を難しくしてしまった。ゲームの入り方は、体が疲れているときはより難しい。前半を見ていて、4~5人は正直きついという印象があった。キレの部分で。前日練習を見ていたときは問題ないと感じたが、そのあたりの見極めでチョイスが悪かったかも。
戦い方を頭でわかっていても体が動かなければ意味がない。逆にわかっていなくても動くことでカバーできる。ターンオーバーできるところはしないといけない。ベストバランスを探す作業になる。ベストは一つしかないけどベターなバランスを取れる状態が必要。中断期間までの少なくとも勝ち点20まではいっておきたい」

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DF 22 中澤 佑二

「去年は浦和に2回勝てたけど、あのときはウチがしっかり走れていた。走ってプレッシャーをかけていたからこそ後ろはラインを高く保って守れていた。走れなければそのサッカーはできないし、後手を踏むことになる。相手はこちらのシステムを分断するためのサッカーをしてくる。そのときに2シャドーには注意したい」

MF 25 藤本 淳吾

「自分がトップ下に入るときはシュンさん(中村)とは違う役割を求められる。シュンさんはフラフラしながらフリーになってボールを受けるけど、それは自分にはできない。できるだけFWの近くにポジションを取って、裏に抜ける動きを増やす。あとは全体的に覇気がない。浦和戦ではまず自分が覇気を出してやっていく」

MF 6 小椋 祥平

「浦和は特殊なサッカーをしてくるので、それにしっかり対応しないといけない。特に相手の2シャドーの動きが鍵になるので、そこをケアすることが必要になる。ただチームとしてはまったく点が取れていない。もっとシンプルに相手の裏を狙うボールも必要だし、そうしないと攻撃にリズムやテンポが生まれない」

DF 13 小林 祐三

「前回の試合は自分でも映像で見直した。たしかに単純なミスがあったと思うし、それは修正しないといけない。あとはチーム全体の問題もあるので、その中でSBとして何ができるか。攻守ともにリアクションになりがちなポジションなので、自分から何をできるか。浦和に対しての戦い方は免疫がある」

FW 16 伊藤 翔

「前回の試合は後半からの出場だったので体力的には元気だと思う。まずは前が走ってチームに活気を出さないといけない。なかなかチャンスがないし、ボールが来ない状況だけど、だからといって足を止めてしまったら点は取れない。2トップになると起点は増えるけど基本は1トップなので、まずは走り回りたい」

GK 1 榎本 哲也

「まずは0-0で前半を終えるくらいの気持ちが必要かもしれない。FC東京戦のように前半の早い時間帯に失点したら、いまのチームは逆転できない。6試合で1点しか取れていないのが事実だし、それでも勝つにはまず無失点で終わらないと難しい。自分としてはディフェンスラインと協力して失点ゼロで終わることだけを考える」

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