「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「みんなに『僕は髪の毛が生えていますよ』と見せたい(笑) 遠くからだと見つかりにくいかもしれないし、自分も試合動画を振り返ってみて見つけにくいと思った」(マルコス・ジュニオール)他 [練習コメント]

 

[コメント]

ケヴィン マスカット 監督

――残り5試合になった。現状の課題をどのようにとらえている?

「1位、2位、3位、4位といった順位ではなく、この前の試合では負けてしまったが良い部分も見えていた。一人ひとりのパフォーマンスやチーム全体のパフォーマンスをもっと上げていくことに集中したい。次の試合に向けてしっかりやっていかないといけないし、次の試合はホームなので良いパフォーマンスを見せることが大事になると思う」

 

 

――セレッソ大阪戦を踏まえてガンバ大阪戦で良くしたい部分は?

「セレッソ戦前から言ってきたのは、スタートからアグレッシブにプレーして相手に何もさせず、自分たちのサッカーを出していくことだった。結果的に2失点してしまい、その2失点ともジャッジは自分たちにとって良い方向に出なかった。1失点目はCK前のプレーがオフサイドだったと思うし、2失点目はまさしくオフサイドだったと思う。自分たちがやってきたことを伸ばし、信じてやっていくメンタルの部分が大事になる。詳細はチーム内で話すことなので、今やっていることを全体的に伸ばしていくことだと思う」

 

――次の試合は観客の上限が3万人になる。それについて感じていることは?

「喜ばしいことだと思う。この前のホームゲームも1万人を超えるファン・サポーターが観戦に訪れた。3万人の雰囲気でできるのを待ち望んでいた。マリノスのサッカーを多くの方に見てもらい、攻撃的で魅力的でワクワクするサッカーを見せるのが使命だと思っている」

 

 

――今日の練習ではディフェンスラインからのビルドアップの練習を行っていた。ガンバ大阪戦に向けてどのような狙いや意図があった?

「今日の練習は、ピッチ中央からボールを運んだ時のつなぎ方の部分で選手たちの理解を深め、さらにファイナルサードの精度を上げる狙いだった」

 

――練習時間を確保できつつある状況で、監督が意図した変化は起きてきている?

「8月は本当にタイトで試合数が多く難しい部分はあった。9月や10月は試合間隔があったが、変化ではなくやってきたことの質を高めていく。選手たちがそれを繰り返しできるかどうかだと思っている。波を少なくしてコンスタントにやっていくことに目を向けている。カップ戦含めて35試合程度出場している選手が多いし、その中でどうやって戦っていくか。ここまでしっかり勝ち点も獲ってきているので、やってきたことの質を高めていくことが大事になる。次の試合では祝日にたくさんのファン・サポーターが足を運んでくれると思う。その中でマリノスのサッカーをしっかり表現することが自分たちの役目だと思っている」

 

 

 

FW 10 マルコス ジュニオール

――残り5試合で首位の川崎フロンターレと勝ち点12差をどのようにとらえている?

「チームは難しい状況に置かれている。リーグが始まってからずっと首位をキープしている川崎フロンターレは素晴らしいチームだと思う。自分たち次第ではないけど、我々が追いかける状況なのは変わらない」

 

――出場停止明けの試合になるが、どのような気持ちでガンバ大阪戦に臨む?

「このユニフォームを着ている誇りを持って戦わないといけない。一戦一戦を大事に戦って、もし優勝が難しくても2位をキープして、来年の(AFC)チャンピオンズリーグに出場するという目的もある」

 

――札幌戦あたりから頭髪を伸ばしている。どのような心境? きっかけがあった?

 

 

ヨコエク

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