「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「物足りない」(藤田)・「二次攻撃、三次攻撃がない」(兵藤)+中澤・俊輔他 [柏戦後コメント]

【試合を終えて】

FW 19 藤田 祥史

「攻撃ではあ んまりいい感じの崩しはなかった。目に見える結果を残せなかった。チームも勝てなかったし残念。チームが勝っていないし、点を取っていないし、シュートそ のものも少ない。守備で危ないシーンはそんなになかったけど、そういうい意味ではもう少し崩して1点取れれば。物足りない」

樋口 靖洋 監督

「勝ち点1で終わったことは非常に残念。でも90分のゲームを通しては集中力の高いゲームだったという印象がある。攻守において全体の距離感が良かったという手応えがあるからこそ勝ち点3を取りたかったという思いが強い。(藤田の先発起用について)連戦なのでターンオーバーできるポジションは調子の良い選手を使いたい。藤田は前回のACLの後半から出場して守備のスイッチを入れていた。それが起用した一つの理由だった。(5試合勝ちなしだが)今日のゲームに関しては良い奪い方が攻撃につながっていた。ただ、攻撃につながってもラスト3分の1のところで崩しきれていない。最終的にボックスの中に人が入っていく、あるいはくさびを入れていくことをして、いわゆるゴールに向かうボールを入れないといけない」

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MF 10 中村 俊輔

「シュートまで行けている場面はあるので、あとは枠に飛ばすこと。お互い外国籍選手がいなくて日本人らしい試合になった。お互い連戦で疲れていても隙を見せないいい試合だった。チームはバランスなので前に人数がいればいいというわけではない。だから最後の精度が大事になる。ネガティブにとらえないで我慢して、1年が終わったときに上位にいられるようにポジティブな気持ちで次に向かうことが大事」

 

DF 22 中澤 佑二

「ウチが運動量を上げて五分の試合かなと。自分たちがブロックを作るところからスタートして、前半の30分くらいから前から行こうとなってウチらしいいい守備ができた。そこそこ戦えた。でもとにかく点が入らない。点を取るひきだしが少ない。(齋藤)学の個人技しかない。あとはシュン(中村)が二人くらいはがさないといけない。全体的に攻撃のレパートリーが少ない」

MF 7 兵藤 慎剛

「もったいない。相手の守備は真ん中に人数を割いているからシュートが当たってしまうのもあるけど、そこで押し込めなかった。あとちょっとの精度でもある。試合の入り方は悪くなかったし、全体的に集中力も高かった。ただ去年のいい時期とくらべて攻撃の分厚さが足りない。二次攻撃、三次攻撃がない。単発で終わってしまっている」

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