「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「(チアゴは) 昨日の練習の中で少し打撲したシーンがあり、今日の試合ではリスクを負わずにやったほうがいいということで休ませた」(ケヴィン・マスカット)他 [仙台戦後コメント]

 

[コメント]

ケヴィン マスカット 監督

「ホームで本当にいい試合をできた。足を運んでくれたファン・サポーターには感謝している。今日の試合を見て、皆さんは気分良く帰れると思う。前半はフラストレーションが溜まった部分もあったが、チーム全体で信じる気持ちを持って自分たちのサッカーを見せていくことが徐々にできた。とにかく楽しくてエキサイティングなサッカーをするということを選手たちは持っていたし、それをピッチ上で表現したと思う。最終的にエンターテインメント性の高いゴールをたくさん見せることができた」

 

 

――選手たちがこのサッカーを楽しい、このサッカーなら勝てると思いながら意欲的にプレーしているように見える。その中で監督が今後やっていくべきことは?

「マリノスというクラブから話をもらい、自分はそこに良い印象を持っている。社長や会長も素晴らしい方で、攻撃的でメンタルの強いサッカーをさらに良くしていく。満足することなく、ここで止まることなく、選手やクラブをプッシュしていきたい。全体的に良い方向に進んでいる。もっともっといいサッカーをしていきたい」

 

――レオ選手がハットトリックし、2試合合計5得点を挙げた。ここまで苦しんできた彼が調子を上げてきた要因や評価は?

「レオはビザの関係で来日が遅れて今シーズンの途中から合流し、ケガもあった。でもここ数ヵ月間、練習でも彼を厳しく指導してきた。彼自身も努力し、しっかりモノにしようという意欲が見えていた。それが結果として出てきたことを喜んでいる。チームメイトが彼をどれだけ助けたかという部分でも、チームとして結果を出していこうという意欲が見えた試合だったと思う」

 

 

――チアゴ選手がベンチから外れていた。トラブルがあったのか?

「昨日の練習の中で少し打撲したシーンがあり、今日の試合ではリスクを負わずにやったほうがいいということで彼を休ませた。今日の練習もできているので問題ないが、今日はそういった理由でメンバーから外れた」

 

 

――チアゴ選手の代わりにセンターバックに入った岩田選手と畠中選手の連係を含めた守備の評価は?

「ボールを握ることが多い展開になると予測していた。岩田も畠中も上手くやってくれた部分は多い。マネジメントするにあたって、選ぶのは大変なくらいみんなの状態が良い。それくらいアグレッシブなサッカーを見せてくれた。次の試合もあるし、しっかりリカバリーして準備したい」

 

 

FW 9 レオ セアラ

――ハットトリックを達成し、2試合で5ゴールを奪った。今の率直な心境は?

「チームのパフォーマンスも自分のパフォーマンスも日々の練習でハードワークしているからこそだと思う。チームが好調なのでは練習のおかげ。マリノスにとっては勝つだけでなく勝ち方も大事。練習でやっていることで勝てたことをうれしく思う」

 

 

――家族が来日できることになり、精神面に良い影響を与えているのでは?

 

ヨコエク

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