「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「2点目は90%以上が(前田)大然のゴールだと思っている。本当にありがとう」(レオ・セアラ) 他 [大分戦後コメント]

 

[コメント]

ケヴィン マスカット 監督

「前半はなかなかボールが落ち着かず、ボールスピードも思っていたものを出せず、難しい展開だった。後半になってからは見ていて楽しいサッカーを見せることができた。ボールの動き、選手の動き、そしてゴールに運んでいく部分も楽しかった。10日間で4試合を戦い、12ゴールを決めた。選手たちはしっかり戦ってくれたし、今日もいい結果を残せてよかった」

 

 

――監督就任してからさらに攻撃性が増したように感じるが、意識して指導している部分は?

「正直、練習で落とし込む時間は今日までなかった。でも自分が大事にしたかったのは、チームが持っているアイデンティティである攻撃的なサッカーを続けることと、ファンが楽しみにしているエンターテインメント性の高いサッカーで楽しんで帰ってもらうこと。何をすべきか選手全員が分かっているし、このアタッキングフットボールをどれだけ成長させるかが大事だと思っている」

 

――今日のパフォーマンスに満足している?

「この4試合で満足するパフォーマンスを見せることができた。就任してからガンバ、清水とアウェイゲームが続いたが、選手たちは信じる気持ちを持ってくれた。フィジカル的にもそうだが、メンタル的に強い気持ちで臨もうと。連戦なので選手を交代させなければいけない部分もあったし、それは試合中の交代でもうまくできた部分があったと思う」

 

――ハットトリックを達成した前田選手のパフォーマンスの評価と今後のストライカーポジションでの起用については?

「彼はウイングでも攻撃的なMFやFWができる選手だと思っている。自分たちのチームはウイングとトップ下、そしてストライカーの層が厚い。フィジカル的な部分では、五輪から戻ってきて正直落ちていたと思う。五輪期間中は練習機会が少なく、出場機会も限られていたので自然なことだと思う。これからさらに良くなっていくと思う」

 

 

――杉本選手がベンチにも入っていないのはアクシデントか?

「10日間で4試合ということもあったし、練習から遠ざかっていた部分がある。マリノスというチームに来てどのように理解するのかが大事だと思っている。しっかり練習をしていたし、ここで一度レストを考えていたということもある」

 

――1点の起点になった岩田のパスや3点目の起点になった扇原のパスが素晴らしかった。ボランチに求めるプレーとは?

「ダブルボランチで起用したが、自分がボランチに対して求めているのは個の部分ではない。一番重要なのは、誰と誰が組んだ時にどういった流れを作ってくれるかを重要視している。試合の流れで誰がどこでプレーしたほうがコンビネーションとしてうまくいくのか。試合前も試合中も誰と誰が組んだらコンビネーションが良くなるかを考えている」

 

 

 

FW 38 前田 大然

――プロ初のハットトリックになった。今の心境は?

「素直にうれしい」

 

 

――ハットトリックを意識したことは?

 

ヨコエク

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