「自分はここから離れてしまうが、常にこのクラブとつながっていくし、アドバイスもしたいと思う」[ポステコグルー監督退任会見]
マリノスを離れてセルティックの監督就任が決まったアンジェ・ポステコグルー監督が退任会見を行った。
決して多くを語らなかった指揮官は、最後まで本音を明かそうとはせず、変わらぬスタンスでの対応だった。
「これが自分だ。自分でしかない」
ボスが送ったラストメッセージとは――
[コメント]
アンジェ ポステコグルー 監督
「これまで楽しい思い出しかない。自分はビジョンを持って、このチームを作り上げていくかという思いでやってきた。そして3年半という長い年月だったが、しっかり成功をもたらし、見て楽しいサッカーを作り上げてきた。ここで去ってしまうのは悲しくもあり、寂しい気持ちもいっぱいだ。だが自分がここで培ったものを生かし、そしてこれからもクラブが発展していく部分を見ていくし、これからもマリノスの一員として次のステージでやっていきたい」
――決断の経緯のところで、どういった話をしてセルティックに行くことを決めた?
「それは皆さんに伝えることではなく、重要ではないと思っている。未来のことや今後のことは誰にも分からない。とにかく自分のことではなく日本のことやこのクラブのこと、選手のことを話したい。この決断に関しては簡単ではなかった」
――日本サッカーやJリーグがより高いレベルに行くために必要なこと、課題は?
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