「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「中4日ならリカバリーをしっかりできる。この前の試合から(負傷が)重いのは仲川かなと思う。スピロス(フィジカルコーチ)は合流して数日だが、よくやってくれている」(ポステコグルー監督)

 

[コメント]

アンジェ ポステコグルー 監督

――今日の練習にいなかった仲川選手と別メニューの岩田選手の状態は?  それと練習に戻ってきているオビ選手の状態は?

「仲川はまだ検査結果の詳細を聞いていないのでどれだけの程度かわからない。岩田はひざを負傷したけど問題なくできると思う。オビに関してはいい形で戻ってきているが、次の試合で使うかは決めていない」

 

 

――ティーラトン選手も復帰している。彼は札幌戦で復帰できるのか?

「先週からフル合流しているので、あとはゲームコンディションをどれだけ上げられるか。しっかり準備できていると思う」

 

 

――スピロスフィジカルコーチが合流している。彼の働きぶりに感じることは?

 

ヨコエク

 

「スピロスは合流して数日だが、よくやってくれている。ジョンというコーチも来週くらいには合流できると思うし、今までいなかった彼らのぶんをほかのスタッフがハードワークして補ってきた。彼らはチームのためにしっかりやってくれると思う」

 

 

――中4日の試合が続く。この試合間隔をどのようにとらえている?

「試合間隔は常にチャレンジな部分だが難しさはない。札幌戦が終わるとコンスタントに試合を戦っていくスケジュールになっている。中4日ならリカバリーをしっかりできるが、この前の試合から(負傷が)重いのは仲川かなと思う。データを見ればみんながどれだけハードワークしているかはわかるし、そういう部分も含めて続けていきたい」

 

 

――今シーズンの札幌の印象は?

「直近の3試合を見ると湘南、セレッソ、仙台ということで引いて守るチームと戦って難しいゲームだった。札幌に関しては相手も攻撃的なチームという印象がある。札幌と対戦すると毎回必ずゴールが生まれているし、お互いに魅せるサッカーをやっている。質の高い選手は多いが、しっかり考えながらプレーしたい」

 

 

DF 5 ティーラトン

――先月14日に左ハムストリングを負傷し、全治4週間と診断された。約1ヵ月が経過した今の状態と試合復帰の目安は?

「ケガをしてからほぼ1ヵ月が経った。自分のコンディションとしては良くなっていると思う。試合に出られるかどうかは監督次第だけど、自分としては声がかかった時に出場できるように準備している」

 

 

――今日の練習でスプリントのメニューを途中で抜けたが、ゲーム体力への不安は?

「途中で抜けたのはチームとして決められていたことなので、スプリントのメニューとしては100%でできていると思う」

 

――負傷離脱して外から見ていたチーム状態は?

「外から見ていて、チームとしてやるべきことはできていると思う。ただフィニッシュのところがうまくできていないと正直感じた。そういったところを改善していけば、より自分たちらしいアタッキングフットボールができると思う。相手陣内でポゼッションしてチャンスを作ることはできているので、そのチャンスをより多くすることも改善点だと思う。この後はレオ選手も合流してくると思うし、レオ選手に合わせて決定機を何度作れるかも楽しみにしている」

 

 

――今年の取り組みの中でティーラトン選手が意識していることは?

「自分たちのサッカーはひとりではできない。僕だけでなくチーム全体で攻撃と守備をやっている。僕がチャンスを作り出せているのは僕のところにボールが来て、そこからのパスが味方につながったから。今後も自分たちのサッカーを大事にして、いいゲームを見せたい」

 

――札幌にはチャナティップ選手が在籍している。これまであまり対戦機会がなかった気がするが、対戦への思いは?

「去年はあまり対戦できなかったけど、今年は対戦できるチャンスが回ってくれば僕もうれしいし、チャナティップに会えるならうれしい。まだケガから復帰したばかりなので札幌戦に出場できるかわからないけど、出場するとしたら相手をリスペクトしすぎないように戦って、アウェイだけど勝ち点3を取れるようにしたい」

 

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