「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「マリノスを愛する皆さんと壁をぶち破って頂点を目指したい」(富澤)・「勝つことが一番」(中町)+栗原・中澤他 [大分戦後コメント] -1,201文字-

【試合を終えて】

MF 27 富澤 清太郎

「試合が終わったいまも僕自身は冴えていない感じ。今日は個人的にミス が多かった。特に前半の入り、後半の入りのところでミスばかりだった。難しい一戦の中で個人的には常に尻上がりな感じになってしまった。ゴールに関しては すべてが自分のタイミングに入ったような感じ。でもすっきりしない。あの1点がああいう形で取れるというのは運に助けられているのかなと思う。次は準決勝 の壁にぶち当たって、マリノスを愛する皆さんと壁をぶち破って頂点を目指したい」

樋口 靖洋 監督

「まずは準々決勝を突破して、一昨年、昨年と同じ結果に並んだことを喜びたい。リーグ戦で残念な結果に終わって、どれだけメンタルを天皇杯に向けられるか、あとはシーズン終盤で疲労があるなかでどれだけ戦えるかという試合だった。いい入り方ができて、集中したゲームができた。でも大分さんの集中した守備ブロックを崩せなかった。ボールを動かすテンポや相手が下がった状態でも背後を突こうということに関してはかなりトライできた。それがシュートにつながっていない部分を改善すればさらに良くなると思う。大分さんとはリーグ戦で1勝1分だったけど2試合で2点しか取れていない。いずれもセットプレー絡みのゴールだったし、今日もセットプレーで試合が動くと思っていた。ただ、あの失点はいけなかった」

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DF 22 中澤 佑二

「対戦相手がどこであれ天皇杯は難しい大会。最終的には延長戦にもつれ込んだけど、とにかく勝てたことにホッとしている。今日のゲームに限って言えば、チーム全体としてミスが多かった。シュートに持っていく過程の中でらしくないプレーも多かった。リーグ戦の結果に関しては、シーズンが終わらないとしっかり振り返ることはできない、いまは天皇杯に集中したい。サポーターの『勝って今シーズンを終わりたい』という気持ちに応えなければいけない」

DF 4 栗原 勇蔵

「天皇杯優勝を目指す中で、今日は難しいゲームになると思っていた。ゴールの場面は相手がパワーから逃げるという感じでニアに入ったら、そこにシュンさん(中村)がいいボールを蹴ってくれた。自分にしては珍しくうまいヘディングだったと思う(笑)。でもそのあと同じような形で失点してしまった。マークが自分だったので責任を感じているけど、いいボールといい入り方を点で合わせられると難しい。反省して、修正したい」

MF 8 中町 公祐

「個人的には納得しているパフォーマンスだった。ボール奪取の感覚も、普段どおりに戻ったという感じ。天皇杯のこの時期は難しいゲームになるし、相手は一生懸命戦うタイプだから延長戦になったのは仕方がない。できれば90分間で1-0で勝ちたかったけど、毎回思い通りにはならない。それにあまり調子の良くない選手がいたのも事実だと思う。そういったことを踏まえても、まずは勝つことが一番だった」

 

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