「岩田は2年間オファーをかけ続け獲得できた。エウベルは前で3つくらいのポジションでプレーできれば。レオは9番のポジションで考えている」[2021シーズン新体制発表会 ポステコグルー監督コメント]
ミスターXの正体は、ブラジル人ストライカーのレオ・セアラだった。
新体制発表会の中盤、今季所属選手一覧が画面に映し出されている時だった。小倉勉スポーティングダイレクターが満を持して切り出した。
「もうひとり、サプライズでブラジルからレオ選手を獲得しました。レオ・セアラ選手です」
レオはブラジル2部リーグで得点ランキング2位につける本格派ストライカーだ。得点パターンが豊富で、シュートレンジも広い。新たな得点源として期待がかかる。
背番号の変更も大きな話題になりそうだ。既存選手はマルコス・ジュニオールが10番、畠中槙之輔が4番、高丘陽平が1番、天野純が14番に変更となった。新加入選手はエウベルが7番、岩田智輝が24番、そしてレオがストライカーナンバーの9番を背負う。
華々しくスタートした2021シーズンは、明後日25日に練習が始動する。
[コメント]
アンジェ ポステコグルー 監督
――今日、レオ・セアラ選手の獲得も発表されたが、今オフの補強をどのように受け止めている?
「いい選手が来てくれたと思っている。岩田選手は自分たちが2年間オファーをかけ続けて獲得できた選手で、自分たちの助けになってくれると思うし、力になってくれると信じている。エリキ、エジガル、ジュニオール・サントスがいなくなったが、素晴らしい2人のブラジル人選手が来てくれた。彼らも自分たちのサッカーに早く順応し、チームに溶け込んで自分たちのサッカーを見せてくれると思う」
――エウベル選手はトップ下やウイングでプレーできる。どのポジションで起用するイメージを持っている?
「エウベルはエリキのようなタイプの選手として前で3つくらいのポジションでプレーできればいいし、それを踏まえて獲得した。レオに関しても、エジガルやジュニオールがいなくなった関係で9番のポジションで考えている」
――監督にとってクラブチームで4年目を迎えるのはおそらく初めてだと思う。過去最長となるシーズンに向かう今の心境は?
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