「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

高卒&ユースからの昇格で加入が決まっている選手には、SC相模原での活躍によって切り拓いた松田詠太郎という成功例が道となる [2021年のチーム編成について(1)]

 

[2021シーズン所属確定選手(契約更新&移籍加入)※2020年12月26日時点]

GK:中林洋次、梶川裕嗣

センターバック:伊藤槙人

右サイドバック:松原健、岩田智輝

左サイドバック:

ボランチ:

トップ下:

右ウイング:

左ウイング:前田大然

ストライカー:オナイウ阿道

 

 

来年1月下旬の新チーム始動まで、2021シーズンを戦うマリノスの編成方針を整理&考察していく。人事は常に流動的な側面があり、予期せぬタイミングで事が起きるもの。したがって不定期での更新になることをご承知おきいただきたい。

今日時点で契約更新&移籍加入が発表されたのは上記の7選手。これまでに何度か述べているように、シーズン終盤をマリノスの一員として戦った現有戦力の多くが来季も残留する見込み。明日以降も続々と契約更新のリリースが出てくるものと思われる。

オフシーズン序盤のポイントとして、岩田智輝や前田大然といった東京五輪世代の選手を完全移籍で獲得した点を挙げたい。

 

 

ポステコグルー監督4年目を迎える来季、主力選手の多くが20代後半から30代に差し掛かろうとしている。アスリートとして成熟し、戦術理解にも不安なし。まさに今が旬の即効性高い選手たちが多いわけだが、強化・編成を行う立場としては数年後も見据えてスカッドを構成する必要がある。

そこで、これからバージョンアップを見込める世代の選手を増やすというわけだ。目の前の試合での結果やパフォーマンスを無視するのではなく、主力選手と争って自身とチームを成長させていける選手の駒を増やしたい。それが岩田や前田であり、来季もマリノスでプレーすることが濃厚なオビ・パウエル・オビンナや渡辺皓太にも当てはまる。

 

 

さらに下の世代にあたる選手については、期限付き移籍を有効活用して実戦経験を積ませる。

 

 

ヨコエク

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