ACLの短期決戦での戦い方のポイントについて前田大然は「勝つこと。予選でもすべて勝って決勝トーナメントに行かないと、その後も勝てないと思う」と強気
マリノスの韋駄天がもうすぐACLデビューを果たす。
「対戦相手が初めてであろうが二回目だろうが自分のスピードは通用すると思うので、そこは楽しみ」
絶対の自信を持つスピードを武器に、アジアの舞台でもトリコロールの攻撃を加速させていく。
今夏の加入以降、主に左ウイングを主戦場としている。チームスタイルへのフィットも早く、何よりも守備を厭わない献身的な姿勢ですぐに戦力となった。
ここまで3ゴールという結果に本人は満足していないだろうが、6-2で快勝した浦和レッズ戦で得点を記録している。いわゆる“上げ潮”の状態で今大会に臨めるのは強みとなる。
感染症予防に細心の注意を払わなければいけないホテル生活については「韓国ドラマにハマっていて、それを見て笑ったり泣いたりしている。あとは子どもと電話したりしている」と親近感が湧くコメントも。苦労の多かったポルトガルでの生活と比較すれば、中東のカタールに難しさは感じていないようだ。
短期決戦での戦い方のポイントについて「勝つこと。予選でもすべて勝って決勝トーナメントに行かないと、その後も勝てないと思う」と強気な言葉を発した。
覚悟は決まっている。
「ACLに出場したくても出場できない選手は、マリノス以外にもいる。日本を代表して行くので、日本のために戦うことが大事かなと思う」
マリノスと、そして日本のプライドも背負い、前田大然がピッチを駆け回って勝利へと導く。
[コメント]
FW 38 前田 大然
——上海上港も2連勝している。勝ち点6で並んでいるチームとの2連戦は大事なゲームになると思うが、25日の初戦はどのような位置付けで臨む?
「まず1勝すること。先のことを考えずに勝つことが大事になると思う」
——中2日で同じ相手と戦う難しさは?
「僕自身は初めてで、ほかの選手も初めての選手が多いと思う。勝てば相手も焦ると思うので、しっかり勝つことが大事だと思う」
——ホテルと練習場の往復をしていると思うが、ストレス解消法は?
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