「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「赤い集団を静かにさせたい」(樋口監督)・「試合前からサポーターは自分をすごく応援してくれていた」(小椋)+中町・小林 -1,533文字-

【players voice】
MF 6 小椋 祥平

――2試合連続で先発する可能性が高い

「試合に出られるのは嬉しいけど、勝たないと面白くない。自分が一ついいプレーをしても、それが勝利につながらなければあまり意味はない。でも、けがや病気に苦しんだ去年のことを考えると試合ができるだけで幸せなこと。鹿島戦の試合前からサポーターは自分をすごく応援してくれていた。次はホームゲームで出られるかもしれないので、期待に応えたい」

――連戦での疲れは?

「連戦だけど続けて試合に出られることは今シーズンこれまでなかった。先発した新潟戦にしても名古屋戦にしても、そのゲームの反省を次で生かそうと思っても、次の試合に出られない状況だった。だから今回は鹿島戦の反省を踏まえた上でプレーしたい。鹿島戦ではシュンさん(中村)にポジショニングのことを話しながらプレーしていたけど、次は何も聞かなくてもできると思う」

――浦和のポイントは?

「相手にボールを持たれるかもしれないけど、そこはチーム全体で我慢しないといけない。でも下がりすぎないで、上げられるときはしっかり押し上げる。浦和の2シャドーに引っ張られすぎずにしっかりコースを切ることが大事。ウチのSBも余りすぎずにボールにプレッシャーをかけないといけない。ボールと逆サイドの選手が余るかもしれないけど、ボールが出てからスライドしていけば問題ないはず。あとはショートカウンターでチャンスを作りたい。そこで決められるような大人のゲームができれば」

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【試合に向けて】
樋口 靖洋 監督

「小椋は鹿島戦で久しぶりの先発だったけどとても良かった。持ち味のボールを奪う能力が高くて、実際に先制点の場面は彼のボール奪取が起点になっていた。後半はチーム全体として運動量が落ちたけど、それまでは彼がボールを奪いに行くことで守備のスイッチ役になっていた。残り12試合あるので正念場はまだまだ先にある。でも再三言っているようにシーズンを通して波を小さくしたいし、連敗はしたくない。今シーズン連敗していないけど、選手から負けたあとのリバウンドメンタリティーを強く感じる。 浦和は順位が近い相手なので大事な試合になる。それはあらためて選手に言うまでもない。一番大事なのはリアクションしないこと。浦和のようなスタイルを持ったチームにスタイルを出させてしまったら苦しい。逆にスタイルを出させなければウチが勝つチャンスは増える。ボールを奪いに出るウチのスタイルを貫きたい。浦和にはアウェイでは勝っているがホームでは3年間勝利がない。ホームで赤い集団を静かにさせたいと思う」

MF 8 中町 公祐

「この前の試合の前半は自分もオグ(小椋)も良さを出せていたと思うし、中盤での攻防については手応えを感じている。ただ、後半はチーム全体として判断が悪かった。状況にもよるけど縦に急ぎすぎるのではなく、一度サイドにボールを出して時間を作ることも必要。すべてが相手ゴールに向かったプレーになるとボールを失う回数も多くなって、そうなると相手の時間帯が増える。鹿島戦では相手ボールが多すぎた。浦和戦でもボールを持たれるかもしれないけど、それは問題ない。最終的に中でしっかり守れば大丈夫」

DF 13 小林 祐三

「鹿島戦の前半は逆サイドから崩されてピンチもあったけど、チーム全体で体を張って防ぐことができていた。ファインプレーもあったし、そういうときは守備のリズムがあるとき。後半は前半より崩されていないのに失点したことが問題。単純にリスクマネジメントができていなかったというのはある。それに単純なボールロストが多すぎた。負けたのは当然悔しいけど、この浦和戦に向けてという意味では気持ちが引き締まると思う」

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