「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

ユース所属 津久井拓海 プロ契約記者会見全文 「(津久井は)得点力のあるウイング」(ポステコグルー) 「自分のポジションには仲川選手や水沼選手という偉大な選手がいます。自分もそのレベルに達しないといけない」(津久井)

マリノスは25日、プロ契約締結を発表したユース所属のFW津久井拓海(18)がリモート記者会見を行った。

ユニフォーム姿で会見に臨んだ津久井は「これからは一人のプロサッカー選手として見られる立場になったので、ピッチ内外で意識を高く持っていきたい」と引き締まった表情。今後の決意については「これまで自分を支えてくださった人たちのためにも、これからはプロとしてピッチに立つ姿を見せていきたい」と意気込みを語った。

 

©Y.F.M

 

会見に同席した小倉勉スポーティングダイレクターは「日々の練習の真剣度が彼の成長曲線を伸ばした。その成長曲線をここで止めるのはもったいない」とマリノス史上初の高校生プロ契約の経緯を話した。

以下、津久井と小倉SDの一問一答全文、そしてアンジェ・ポステコグルー監督のコメントを掲載する。

 

 

[一問一答全文]

FW 津久井 拓海

「この度、プロ契約を締結させていただいた津久井拓海です。ユースからマリノスに入り、高校生のうちにプロになりたいという強い決意でマリノスに入りました。プロ契約させていただいて素直にうれしいです。これまでは練習生としてプロの練習に参加していましたが、これからは一人のプロサッカー選手として見られる立場になったので、ピッチ内外で意識を高く持っていきたいと思います。このプロ契約にあたって自分ひとりではここまで来られなかったと思います。小学校、中学校の時は自宅から練習場まで40~50分の運転を親にしてもらいました。監督やコーチには、サッカーだけでなく私生活の部分も指導していただきました。これまで自分を支えてくださった人たちのためにも、これからはプロとしてピッチに立つ姿を見せていきたいと思います」

 

©Y.F.M

 

――最近、定期的にプロの練習に参加するようになって、自分がプロの舞台に立って今の時点で通用すると思うところと、もっと高めなければいけないと思っているところをそれぞれ教えてください。

「昔から自分は推進力を武器にしていて、それはトップチームの激しいプレスの中でも通用すると思いました。でもトラップやステップなど細かい技術のところは足りないところだと思っています。マリノスはJリーグで一番レベルが高いと思っていますし、自分のポジションには仲川選手や水沼選手という偉大な選手がいます。そういった選手と一緒にプレーする中で自分もそのレベルに達しないといけない。リスペクトし過ぎずに挑戦していきたいと思います」

 

――短期的には今シーズンの目標は? それと中長期的な目標も聞かせてください。

 

 

ヨコエク

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