「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

優勝したマリノスだが、予算規模としては引き抜きの憂き目に遭う可能性もあった。広瀬陸斗の流出だけにとどめた手腕は、高く評価されて然るべき

 

 

チームは今日から石垣島での一次合宿をスタート。初日は移動の負担が大きいためホテル内の施設を利用した軽めのメニューのみで、本格的なキャンプインは明日になる。

そこで今日は、昨日行われた新体制発表会を踏まえてのレポートをお届けする。

日産自動車から仲川輝人にサプライズでGT-Rが贈呈されるなど、エンターテインメント性に溢れた秀逸なイベントで、栗原“船長”のスピーチもウィットに富んでいて素晴らしかった。

 

 

一方で、クラブ首脳陣はやや控えめなコメントに終始した印象が強い。

黒澤良二社長が話した「常勝軍団になり世界を目標にするクラブへ」という目標はこれまでも繰り返し聞いてきた台詞。小倉勉スポーティングダイレクターは「昨季の主力を残留させてカップ戦、ACLを戦うために選手、スタッフの質・量を充実させた」と手堅かった。

 

 

 

そんな中、ポステコグルー監督は何も変わらず自然体を貫いた。

 

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