「去年の序盤は試合に絡めなかったよね。そこから9点はすごい!」(松原)・「成り上がったね(笑)」(仲川)・「パスの出し手が良かったんだろうね」(松原) [松原・仲川インタビュー第1回]
[松原健・仲川輝人インタビュー第1回]
取材日:2月4日(月)
インタビュー・構成:藤井 雅彦
写真:星 智徳
協力:横浜F・マリノス広報室
松原健の正確なパスに反応した仲川輝人が自慢の快足を飛ばす。するとゴールへの期待が高まり、スタジアムのボルテージは最高潮へ。
仲川が「いい形のトライアングルを作っていきたい」と目を輝かせれば、松原は「今年はオレたちが頑張らないといけない」と強い責任感をにじませる。宮崎キャンプ中に行ったインタビューで語られた二人の決意とは――。
開幕スタートダッシュの起点は、オレたちだ。
「自分が走れば健から自然といいボールが出てくる」(仲川)
――『アタッキングフットボール』2年目を迎えました。1年前とは違う心境なのでは?
松原 健(以下、松原)
「かなり違います。去年の今頃は、このサッカーをやり始めたばかりで正解が分かりませんでした。当時は、意地でも外に開いてオーバーラップからクロスを上げてやろうと思っていましたから(笑)。それが自分の中でのサイドバック像でした。その頃と比べるとサッカーに対する考え方は大きく変わりました。テル(仲川)はどう?」
仲川 輝人(以下、仲川)
「1年前の宮崎キャンプから右ウイングをやっていたと思うけど、正直言うとあまり覚えていない(苦笑)。主力組にまったく入れず、当時はユースの椿(直起)と途中交代することもあった。かなり厳しい状況だったから」
松原
「去年の序盤はまったく試合に絡めなかったよね。そこから徐々にポジションをつかんで、最終的にリーグ戦で9点取ったんだから、すごい!」
仲川
「成り上がったね(笑)」
松原
「パスの出し手が良かったんだろうね」
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