「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

ルーキーの椿直起は、静かに見守るポステコグルー監督へのアピールに成功。さらに「まだまだこれからですよ!」と、気合いは十分 [練習レポート]

 

 

チーム始動日翌日からの2日間は全選手を2班に分け、グラウンドでのフィールドテストと室内でのメディカルチェックを実施した。

11日にフィールドテストを行ったのは主に若手の面々。快晴に恵まれた天候の下、精力的にメニューを消化していく。持久力を測る『ヨーヨーテスト』で1位となったのはルーキーの椿直起だった。スタミナ自慢の選手こそ不在の構成ながらも、静かに見守るアンジェ・ポステコグルー監督へのアピールに成功した。終了後、スタッフが労いの言葉をかけても「まだまだこれからですよ!」と気合い十分。頼もしいかぎりだ。

 

 

みぞれ交じりの悪天候となった12日のヨーヨーテストで首位を争ったのは、加入以降5年連続でこの種目1位の天野純と、気がつけば加入7年目となった喜田拓也。最後は両選手が同じ本数を走り切ったところでコーチから合図がかかって終了した。両者は前日の椿よりも多い本数を記録し、天野は6年連続で、喜田は初めてチームトップに輝いた。

 

 

本格的なトレーニングは週明け14日からスタートする。中澤佑二をはじめとする経験豊富な選手が抜けたこともあり、練習グラウンドは少しおとなしい雰囲気もある。だからこそ松橋力蔵コーチは「これはチャンスだ。もっと飢えてほしい。そうしなければ競争力が上がらない」と訴える。

 

 

下バナー

(残り 226文字/全文: 815文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ