【東京ダービー】守護神【Atsuphoto無料公開】
◇17日 J1第27節 FC東京 0-0 東京ヴェルディ(味の素スタジアム)
16年ぶりに復活した東京ダービーの第2戦は互いに譲らず。0-0のまま試合終了の笛が鳴り、今季は2試合連続引き分けとなった。前半はボールを保持したFC東京がゲームをコントロールしたが、勝負どころの主導権争いでは東京Vに後塵を拝した。ただ、そこで野沢大志ブランドンを中心に守備陣が踏ん張って失点を許さず。辛くも勝ち点1を拾った。
これで4戦勝ちなしとなり、3試合連続無得点。山積みの課題を前に、試合後の選手たちに笑顔はなかった。
6試合ぶりに先発出場した森重真人が守備陣をけん引したが、後半38分に脳しんとうで途中交代となった
37歳の長友が暑さを吹き飛ばすように守備に攻撃に奮闘
頼みの荒木遼太郎も数少ない決定機を決めきれず、この日も4万人近い観客の前で攻撃陣は沈黙
荒木と高宇洋といった出し手不在で、途中出場した小柏剛の良さが生きる展開にはならなかった
ベンチでも戦い続けた波多野豪
野沢大が好セーブを連発。最後尾で何度もチームを救った
互いに死力を尽くしたが、決着はつかず。多くの選手が唇をかんだ
photo by Atsushi Mihara