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【VS横浜FC】中村帆高が示した進化のカタチ 「オレだけにしかできないプレーが少しずつカタチになってきた」

 

◇12日 J14節 FC東京 3-1 横浜FC(味スタ)

 

 これが新たな中村帆高のプレーだ。完璧に、思い描いたプレーをカタチにした。だからこそ、価値があった。

 

 

 それが生まれたのは前半5分、自陣左サイドのスローインからだった。バングーナガンデ佳史扶が、まずディエゴオリベイラに投げ入れる。このとき、右サイドバック(SB)の中村はボールサイドに寄り、立ち位置を中央に絞っていた。背番号9を起点に、寺山翼がボールをつなぐ。そこに反応した背番号2が逆サイドで幅を取っていた仲川輝人へと展開。それと同時に一気にギアを上げて、「あそこが空くと分かっていた」という右サイドのエリア脇を目指してインナーラップを仕掛けた。

 

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