人生の半分をプロとして過ごす森重真人の新たな宣誓 「こんなに年齢を重ねてもサッカーを楽しめるんだって意外だった」
今年もJリーグが始まる。
青赤に袖を通して在籍14年目。そして、森重真人がプロとして歩んだキャリアは18年目を迎える。これで人生の半分をJリーガーとして過ごしてきたことになるが、いまだJ1リーグ制覇は成し遂げられていない。
負け続けてきた。それでも、あきらめの悪い男はまた今年もリーグ優勝がしたいと言った。
慎重に言葉を選ぶタイプの選手だ。シーズン開幕前に「楽しみ」や「ワクワク」という言葉はあまり吐き出さない。だからこそ、新鮮だった。新たな挑戦に胸を躍らすフレーズが並んだのは。
ただし、変わらないところもある。
「モリゲっぽいな」
そう思った言葉があった。それは不意に出た一言なのかもしれない。
「じゃあ、もっともっと向き合ってやるよってその決意が固まった」
これがモリゲなりの新たな宣誓に僕は聞こえた。
◆長友佑都という存在
-今季開幕に向けプレシーズンは順調ですか?
「チームの始動に合わせてしっかりと体をつくって入ったから、ここまでは個人的には順調に来ていると思う。チームとしても昨年の流れもあったので、やるべきことを分かった上でのキャンプでもあった。より細かいところも含めて迷いなく自分たちがやるべきことに集中できたキャンプでした。すごくいいキャンプだったのかなと思う。練習試合も含め、試合の中で課題を見つけて取り組むこともできた。順調だと思いますね」
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