【沖縄・国頭キャンプ】7と8の物語は続編へ 伝統を背負う松木玖生と安部柊斗が語った強い覚悟と責任
青赤の7と8で、頭に浮かぶのはいまでも浅利悟と藤山竜仁の顔だ。僕にとっては気配りのお兄さんと、気のいい兄ちゃんで、駆け出しのころ本当にお世話になった。キャリアの晩年を取材させてもらったが、2人の泣いた顔も、笑った顔も見てきた。馬鹿な話も、真剣な思いも聞かせてもらった。
彼らこそ、FC東京の教科書で、歴史そのものだった。サリさん(浅利)とフジさん(藤山)はクラブ創生期からチームを支えてきた。そこは道なき場所だった。彼らが歩んだ後ろに、このクラブの歴史と道ができた。
そして、今季から彼らが背負った番号は2人の選手の背中に収まった。クラブは、大きな期待を込めて彼らにその背番号を贈った。青赤の7と8がピッチに立ち、シャーレを掲げる姿を夢見て――。
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