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【沖縄・国頭キャンプ】VS名桜大学 仲川輝人の試合後コメント「サッカーをやり出すと、みんなと仲良くなれるのでサッカーって素晴らしい」【無料公開】

 沖縄・国頭キャンプ中のFC東京は14日、かいぎんフィールド国頭で名桜大学と練習試合を行った。この日、移籍後初の対外試合で1得点を挙げた仲川輝人に話を聞いた。

 

―初の対外試合でしたが。

「体のコンディションも全然まだ上がっていない。初めての試合だったので、コミュニケーションを取りながらどういった動き出しや、ピッチの中でどういったポジショニングをとったらいいかを話合ってやっていた。その中で、1点取れたことは結果として良かった。外している場面もあったので、これからコンディションを上げていければいいかなと思っています」

 

―さすがというプレーは見せられた。

「いや、まだまだ。僕だけオフが短く、マリノスはASローマ戦があって1228日まで体を動かしていた。結構ベタ休みしたので、みんなとのコンディションに差がある。まだまだこれからですけど、もっとクオリティーの部分で違いを出していけたらと思う」

 

―練習試合も何試合かあるが、どういった部分をチームとして上げていきたいか?

「まずは相手陣内でのボールの動かし方と、そこからの崩しの部分からどうやって点を取りに行くのか。アルベル2年目の目標というか課題にもなっていると言っている。そこをどう突いていくかと、相手陣内でのボールの動かし方と、そこからの崩しについて自分もアドバイスを伝えていけたらもっと楽しいサッカーができると思うし、もっと点が取れるチームになると思う。そこを目指してやっていければ、あと練習試合が6試合ぐらいあるでそこを突き詰めていきたい」

 

―知り合いの選手がほとんどいないと言っていたが、ここまではらしさ全開だと思いますが?

「初日だけちょっとあれでしたけど。東京の小平のほうでは大人しくちょっと周りを見ながら様子を見ながらやっていましたが(苦笑)。キャンプに入ってサッカーをやり出すと、みんなと仲良くなれるのでサッカーって素晴らしいと思う。みんな僕のことを受け入れてくれたんじゃないのかなと思いました。ユース上がりの子とはあっちが遠慮しているのかまだしゃべれていませんが、ほぼ仲良くというか、いい感じでなじんできたかなと思うけど……。(隣に立っていた広報の顔をのぞき込み)まあこんな感じでやっていければいいかなと思います(笑)」

 

 そして、取材中通りがかったアルベル監督からは冗談交じりに「歩きながらプレーしている」と指摘され、仲川は「(ギアは)まだ2速なので」と、苦笑いしていた。

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