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必勝祈願の文字は……松橋力蔵監督は「勝利」、寺山翼は「タイトル」【2025 News】

 

撮影:後藤勝


撮影:後藤勝


撮影:後藤勝


 FC東京は2月4日午後、東京都内で必勝祈願をおこなった。祈祷のあと絵馬にしたためた文字は松橋力蔵監督が「勝利」、寺山翼が「タイトル」だった。
 
「それが積み上がることで達成出来る、叶えられるものがあると思います。シンプルにその2文字を託したという感じです」(松橋監督)
 
 こう語る松橋監督に「身の引き締まる想いか」と訊ねると、厳粛な空気を吸ったと思しき答えが返ってきた。
 
「こういう場所で必勝祈願を経験出来ることはなかなかないと思う。自分もピシッとした感じがあり、なかなか味わえない緊張感があったなかで、私たちをよい方向に導いてくださということを伝えることは出来たと思っています」
 
 一方、寺山が書いた「タイトル」の意味するところとは──。
 
「東京はやっぱりFC東京が代表と言わせるためにも、今年はタイトルが必須だと思いますし、そういう意味で書きました」(寺山)
 
 キャンプ終盤には西堂久俊らと明るい表情で居残りに励むなど、覇気があった寺山。「オレたちで変えてやろうという気持ちは持続しているか」と訊ねると──。
 
「西堂選手とは常に連絡を取り合っていましたし、帰ってきたらずっと一緒にいるじゃないですけど、そういういい関係でありながらも、常にヒサ(西堂)がオレに『今年はもうオレらやってやろうぜ』っていう想いをすごく伝えてくれているので。キャンプの時もそうでしたけど、それにいまちょっと引っ張られている形になっていますけれども、お互いが切磋琢磨して、ポジションは違えど、いい競い合いが出来ればいいかなと思っています」
 
 けがなくいいシーズンにしたいと祈願したという寺山。「チームを変えていく」という想いを強くし、新しい日々の始まりを迎えていた。
 

撮影:後藤勝


撮影:後藤勝


撮影:後藤勝


撮影:後藤勝


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