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岡哲平、2025年にかける想い「まず、練習で厳しくやらないとぬるい集団になってしまう。そこから変えていかないといけない」【2025 新春Special 02】

 

photo by HIROTO TANIYAMA(撮影:谷山央人)


 2024シーズンに熱かった男と言えば、そのひとりにはやはり岡哲平の名を挙げることが出来るだろう。気持ちが前面に出る選手で、クラブ愛の強さは傍目にもわかりやすかった。
 
 即戦力の大卒ルーキーとして開幕スタメンを狙ったがそれは果たせず、練習試合メンバーとして雌伏の時期を過ごした。ブレイクの伏線となったのはJ1第11節京都サンガF.C.戦での後半からの出場。ガチガチに緊張したこのJ1デビュー戦でプロの洗礼を受け、貴重な味スタでの勝利を体験したことで何かが変わった。のびのびしたプレーで明治大学時代に見せていたような配球や守備を表現出来るようになった岡は、シーズンのちょうど折り返し地点に当たる第19節湘南ベルマーレ戦から先発出場。秋には左サイドバックとしての一面も見せ、活躍した。
 
 プロの基準への適応を済ませたうえで臨む2025年に、岡はどのような成長を見せ、そしてチームに影響を与えていこうとしているのか。その意気込みを訊いた。
 
◆チームのために何が出来るのかを考えた
 

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