相馬勇紀を輝かせた町田に完敗した東京【2024 J1第36節 vs.FC町田ゼルビア/Review】

Photo by HIROTO TANIYAMA(撮影:谷山央人)

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J1第36節はFC町田ゼルビアにFC東京が現実を突きつけられる一戦となりました。語るべきことはいろいろとあるのですが、どこから書くべきか……。
試合の翌日、とある人物に「どうしますか」と訊ねられ、これから東京がなすべきことは、まずは考えることではないかと思いました。東京ヴェルディは資金力には乏しいですが、城福浩監督に2シーズン半の期間、指揮を継続させてチーム力を強化しています。そしてJ2昇格プレーオフ効果とJ1昇格効果もありましたが、独自の視点で観客動員数も伸ばしています。FC町田ゼルビアは投資。藤田晋社長体制となってから大型補強に乗り出し、既存にはない人材とやり方で変化を起こす賭けに出ました。では東京はどうするのか。
◆町田の3バック採用によって起こったこと
程度はともかく戦略の次元から考え直さなければいけない状況であると思います。しかしそれは今日、明日で結論が出るものでもない。ひとまず、試合の中身を振り返っていきましょう。
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