FC東京選手会が榊原記念病院と東京都立小児総合医療センターを訪問【2024 選手会活動Report/無料公開】
FC東京選手会は10月24日に小学校訪問と病院訪問を実施。榊原記念病院への訪問には小泉慶と中村帆高、東京都立小児総合医療センターへの訪問には俵積田晃太と小林将天が参加した。俵積田と小林はふれあいを終えると、次のように感想を述べた。
「自分が小さい子どもたちにパワーを与えようという気持ちで行ったんですけど、会って自分のほうがみなさんから力をもらい、これからも頑張っていこうという気持ちがより増しました。自分もパワーを与えることが出来たと思いますし、こういう活動をチームとしてみんなでやっていけたらと思いました」(俵積田)
「ぼくは前回5月もここに来ていて、その前回から感じていることなんですけど、俵積田選手が言ったように子どもたちからすごく力をもらえています。自分たちも子どもたちに元気を与えるためには、ピッチの上で表現しないといけないと思いました」(小林)
選手にとってもより自らの仕事に励もうと決意を新たにする貴重な機会となったようだ。
◆小林将天と一問一答
──2回目の訪問ということだが。
「そうですね。5月13日にも東京都立小児総合医療センターと榊原記念病院を訪問しまして、小児総合医療センターには今回で2回目になります」
──プロの選手になると憧れの対象として人々を励ます立場が出来ると思うが、そういう変化を感じるか。
「前回もそうなんですけど、今年1年目で未熟な自分が病院を訪れてもすごく温かく迎えてくれますし、子どもたちはキラキラした目で自分を見てくれます。そのように、やっぱりユースの時とは違った立場なんだなというのは感じていますね。自分と年が近い子もいて、それぞれ難しい状況を迎えているはずなんですけど、 まず自分たちも元気な顔を見せてくれても、自分たちもパワーをもらっています」
──ピッチ内でもピッチ外でもプロ選手にふさわしい振る舞いをしなくてはいけないという気持ちもあるのでは。
「病院で病と闘っている小さい子たちには元気を与えなければいけないと思うんです。それも、自分たちがピッチの上で頑張っているからこそ出来ることだと思うので、そこは前回病院を訪ねた時からよりいっそう、自分の中では意識しています」
──ピッチ内ということで言えば、一年近くトレーニングを重ね、成長を感じているのでは。
「練習の中でキーパーコーチだったりスタッフのみなさんがいろいろとゲームに近い想定で練習をさせてくれているので、今年の最初と比べたら、感覚だけでなく考え方すら全然違うものになってきているので、そういった意味ではキーパーとして成長していると言えるのかもしれないです。
ダマさん(児玉剛)はもうプロとして20年近くやっている選手で、練習前後のところ、練習中の立ち居振る舞いも、やっぱり長年やってくることが出来た理由がわかるようなものが多いです。そこは本当に、学ぶところは多いですし、一方で豪くん(波多野豪)と大志くん(野澤大志ブランドン)は一番手を競っているふたりなので、そこは自分としても追いついていかなければいけない存在だと思っていますし、そこをめざしてやっていきたいです」
◆榊原記念病院訪問の様子
◆東京都立小児総合医療センター訪問の様子
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