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長友佑都、日本代表活動から復帰後すぐにフル出場。テンションの高い試合で頼もしい存在に「ピッチで示さないと意味がない」【2024 J1第34節 vs. ヴィッセル神戸 Short Report/無料公開】

 

日本代表での長友佑都。Photo by Ayano MIURA(撮影:三浦彩乃)


Photo by Ayano MIURA(撮影:三浦彩乃)


Photo by Ayano MIURA(撮影:三浦彩乃)


Photo by Ayano MIURA(撮影:三浦彩乃)


Photo by Ayano MIURA(撮影:三浦彩乃)


 J1第34節の前半30分、長いボールから左サイドへ、そして右サイドへと展開してきたヴィッセル神戸。酒井高徳から出たパスを収めようとした井手口陽介に長友佑都が対応。最終的に長友がボールを井手口に当てて東京のゴールキックとし、相手にボールを渡さないプレーを見せた。東京ゴール裏からは長友を称えるコールが沸き起こった。
 
◆守備はディテールにこだわってやれた
 

Photo by Ayano MIURA(撮影:三浦彩乃)


Photo by Ayano MIURA(撮影:三浦彩乃)


Photo by Ayano MIURA(撮影:三浦彩乃)


Photo by Ayano MIURA(撮影:三浦彩乃)


Photo by Ayano MIURA(撮影:三浦彩乃)


Photo by Ayano MIURA(撮影:三浦彩乃)


 日本代表活動から戻った16日水曜日はまだ別メニュー。この時点では長友が神戸戦でどの程度プレー出来るかわからないため、メンバーが固まっていない部分があった。
 
 翌17日木曜日、試合前日になり全体合流。そして移動し、18日金曜日の夜にはノエビアスタジアム神戸のピッチに立っていた。
 
 長友が先発で出場可能となったことにより、無理を押してプレーする必要性がなくなった選手もいたはず。最終的にゴールキーパーの交代によってフィールドの交代枠が1ではなく2余ることになったが、ベンチメンバーのバランスもよくなった。
 
 その上で、実際のプレーでも、そして周囲とのコミュニケーションに於いても、長友はよい働きを見せた。
 
「守備のところはもう本当にに一人ひとりが細かいところ、ディテールにこだわってやれたと思うし、あとは何より球際で勝つというその魂を見せられたというのが非常に良よかったんじゃないかなと思います。相手はクロスからの得点もめちゃくちゃ多いし、本当に危険なプレーをしてくるので、そこはしっかりと、ぼくとか帆高がしっかりと守ること、上げさせない守備は出来たんじゃないかなと思いますね。ぼく自身も大迫とか武藤と戦えるというところで非常にアドレナリンが出てね、ヨーロッパでやっているような気持ちで戦えたというのは非常によかったなと思います。代表ではベンチ外で悔しい想いをしていたので、 ここに帰ってきて、やっぱりピッチで示さないと意味がないなという気持ちで。プロサッカー選手なので、ピッチで示すことしか説得力を生むことはないと思うので、よかったなと思います」
 
 大迫勇也もいる、武藤嘉紀もいる、酒井高徳もいる。そんな神戸を相手にした時、怖いもの知らずの若手に加え、欧州を知る長友がいて、そしてピッチで強い想いを示したことも、勝因のひとつであったに違いない。
 

Photo by HIROTO TANIYAMA(撮影:谷山央人)


Photo by HIROTO TANIYAMA(撮影:谷山央人)


Photo by HIROTO TANIYAMA(撮影:谷山央人)


Photo by HIROTO TANIYAMA(撮影:谷山央人)


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