2024年09月30日 13時05分　
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東慶悟のパスをクロスに結びつけた長友佑都。Photo by HIROTO TANIYAMA（撮影：谷山央人）

Photo by HIROTO TANIYAMA（撮影：谷山央人）

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　4年間勝っていない相手である横浜F・マリノスとの、日産スタジアムでの大一番を前に「個の能力を警戒しないといけないと思います。でも1点2点やられたらね、点を獲り返せばいいので。そのぐらいのメンタルで出来ればいいんじゃないですかね」と語っていた東慶悟が有言実行だ。1点ビハインドで迎えた前半19分、1点目の場面、ディエゴ オリヴェイラから返ってきたボールを受けた東が、右サイドを駆け上がっていた長友佑都を見逃さずにスペースへとパス。これを長友が折り返し、荒木遼太郎と俵積田晃太を経てこぼれたボールを岡哲平が力強く地を這うようなシュート。FC東京が同点に追いついた。

◆これからは慢心に注意

Photo by HIROTO TANIYAMA（撮影：谷山央人）

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「試合前に（長友）佑都さんからも『走るから見といて』と言われていた。佑都さんはいつもすばらしいランニングをしてくれるので、無駄走りにならないように気を遣って出しました」
　これで1-1としたFC東京は2点を加えて逆転勝利。「点を獲り返せばいい」と言っていたとおりのメンタルで、東が勝点3を手繰り寄せた。

　試合の前に言っていた通りの展開で驚いているのだが──と声を掛けると、東は「そうでしょ」と、笑みを浮かべた。「いやほんと、すごい、たまたまですよ」と付け加えたが、先制されても下を向くことなく、果敢に攻め込んだことは事実だった。

Photo by HIROTO TANIYAMA（撮影：谷山央人）

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