青赤20倍!トーキョーたっぷり蹴球マガジン

仲川輝人、ゴール裏のチャントを全身に浴び「嬉しかったという想い」。己と遠藤渓太への期待に応えるダメ押しの1点で東京を勝利に導く【2024 J1第32節 vs. 横浜F・マリノス Report】

 

Photo by Ayano MIURA(撮影:三浦彩乃)


Photo by Ayano MIURA(撮影:三浦彩乃)


 日産スタジアムのゴール裏で己への賛辞を含むチャントを全身に浴びながら聴き入る仲川輝人。この時の気持ちを「試合前からも、ぼく僕と遠藤渓太のチャントを歌ってくれていました。その期待に応えるようにやっていましたし。嬉しかったという想いです」と言い、所属するクラブ、そしてファンとの絆を噛み締めた。移籍後、古巣の横浜F・マリノスを相手に初勝利。それを自らのゴールでダメ押しし、名実ともにFC東京の男となったことを、世に知らしめた。
 
◆次はJ1通算200試合
 

Photo by HIROTO TANIYAMA(撮影:谷山央人)


Photo by HIROTO TANIYAMA(撮影:谷山央人)


Photo by HIROTO TANIYAMA(撮影:谷山央人)


Photo by HIROTO TANIYAMA(撮影:谷山央人)


 マリノスがセンターバックからサイドにつけようとしたパスを、途中出場で右サイドバックに入っていた中村帆高がインターセプト。中村が右から中に進路をとると、左サイドバックに移動した安斎颯馬に替わり右のウイングに入っていた野澤零温が右の外に膨らむようにして進路をとる。この野澤がクロスを送ると中央で仲川がワンタッチシュート。ゴールネットに突き刺さった。小平で繰り返してきた練習が、公式戦の場であらわれた。これでスコアは1-3。2020年7月12日、最後に日産スタジアムでマリノスに勝った試合と同じにする、祝福のゴールだった。
 

(残り 1355文字/全文: 2440文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ