トリコロールを支えていた男たちが青赤に染まり、ここ4年間勝てていなかった歴史を塗り替える。仲川輝人「次は勝つでしょ」【2024 J1第32節 vs.横浜F・マリノス Preview-1/仲川輝人、遠藤渓太など】

撮影:後藤勝
FC東京は9月28日、日産スタジアムでJ1第32節に臨み、横浜F・マリノスと対戦する。東京は国立競技場で開催された第23節アルビレックス新潟戦で勝利を収めたあと、翌節からの6試合が2分4敗。国立の第30節で名古屋グランパスに勝ち未勝利期間を終わらせると、埼玉スタジアム2002でおこなわれた第31節浦和レッズにも勝って2連勝。今節も比較的得意とするアウエーでの試合であり、ここまで勝って3連勝の状態で、今シーズンなかなか勝てない味の素スタジアムに“挑戦”する下地をつくっていきたいところだ。
◆東京が最後に勝ったのは2020年7月12日の日産。マリノス側の得点者は遠藤渓太

撮影:後藤勝
一方、マリノスは9月に入ってからJ1第30節京都サンガF.C.戦、ACLエリートリーグステージMD1光州FC戦、J1第31節サンフレッチェ広島戦と、公式戦3連敗。しかし9月25日の天皇杯準々決勝ではレノファ山口FCを相手に5-1の勝利を収めている。カテゴリーが下の相手との試合とはいえ、そして連戦でメンバーのやりくりが難しいとはいえ、ここで勝ったことがリーグ戦での復調につながってくるかもしれない。
苦しい時期を脱して立ち上がろうとする状況のチーム同士の対戦。この一戦を前に、古巣との戦いに向け、かつてトリコロールの一員だった者たちはどのような心境なのか。

撮影:後藤勝
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