浦和の自滅を利用し、巧みな試合運び。重圧がかかるアウエーで貴重な1勝。東慶悟「若い選手とベテランのバランスがすごくいい」【2024 J1第31節 vs. 浦和レッズ Report】

高宇洋とともにゲームを司っていた東慶悟(写真は小平のもの)。撮影:後藤勝
9月21日、FC東京は埼玉スタジアム2002でJ1第31節に臨み、浦和レッズと対戦。0-2の勝利を収めた。3カ月ぶりとなる東京の連勝は今シーズン中これで4回目。6戦勝ちなしの苦しみを経て、何かが変わってきている。
◆難しいアウエーである埼スタでの勝利

俵積田晃太(写真は小平のもの)。撮影:後藤勝
試合後の高宇洋は「入りをしっかり集中して前節の勢いそのままにと、ロッカーで話していた」と告白。この姿勢が序盤に実った。
ゴールに向かうプレーを貫徹しようとしたことが先制点につながった。前半9分、俵積田晃太が入れた浮き球は浦和センターバックの井上黎生人がクリアするかと思われたが、後方に逸らしてしまいオウンゴールに。このあと東京は前半17分、浦和サイドバック石原広教のハンドで得たPKを荒木遼太郎が決めて2点目。以降スコアは動かず、ミスで自滅する浦和を相手に落ち着いて試合を進め、連勝を達成した。
1点目のオウンゴールを誘発した殊勲の俵積田は次のように語った。
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